で、戻って、模擬店。既に救急車の音がしていて(!)、このままでは熱中症になる・・・ということで、ビール(?)を売っているところを探す。結局、ミラービールが三か所ほど、コップで提供しているのと、あとはバドワイザーの缶の販売のみ。ちなみに、基地内では1ドル=105円の看板があるのだけど、実務上は5ドルのものは500円で売られていて、1ドル=100円になっている。バドワイザーの350缶が300円、ミラーのビールも300CCくらいで、300円。私は首からぶら下げる500CCくらいはいる(名前を忘れました。)プラスチックのグラスで買ったのだけど、大体1CC=1円くらいで、どっかのオクトーバーフェスタの半分の値段である。でも、基地の中って、酒税免許とかどうなんだろう。計2リットルほど飲みました。ちなみに、これも飛行機の展示場側、ゲートから見ると一番奥のお店が、比較的すいている。
あとは、よくPXと呼ばれるExchangeの出店。これがExchangeね。・・・・小説なんかにはよく出てくるが、テントの出店にしろ、本物を見るのは初めてで感動。一度、基地内の普通の店舗をみてみたいものである。Exchangeとロゴの入ったエコバッグを買った。ここにもあったが、伊藤忠も沖縄ホーメルも輸入に関わっていない、本家から直送の「スパム」も売っていたが、400円。値段が高いし、中身は同じはずだけど、これって軍用品(?)なのか・・・。基地の外にもって出て、いいんだろうか?関税は・・・とか、いかん、ここの掲示板の見過ぎである。
食事はハンバーガー。なぜか佐世保バーガーの出店とかもあって、別にそれも一つ買ってみた。とにかくこの「模擬店」だけでも楽しい。ただ、12時過ぎには人が一杯で、列も長くなっているので、やはり午前中が勝負である。
自衛隊も展示をしていて、置いてあった装甲車、ハンドルにKOMATSUとある。小松製作所ってこんなものも作っているのね。・・・目玉は対空ミサイル発射台、その時はPAC-3を装填していたが、よくニュースで、首相官邸近辺とかに配備されているあれ、である。その場にいた自衛隊員曰く「外国から日本に向けてミサイルが発射された時には、まずは海上にいるイージス艦がミサイルで迎撃します。そこで落とせなかったらこれ(PAC-3)で迎撃します。それでも落とせなかったら・・・だめですね。」日本のミサイル防衛を文章だとたった二行(?)ほどで説明してくれる、このシンプルさに逆に感銘を受けました。
と言いつつ、気づいたら13時。その後の予定もあるので退散しました。世界中の米軍基地の中にはこんなにのどかな基地もあるというのと、やはり首都圏は岩国(昔、広島に住んでいたので岩国の海兵隊はちょっぴりなじみがある。)や沖縄とは「感覚」が違うのでしょうねえ。・・・とにかく不思議な体験をした一日でした。