付け足しですが・・ 私はプロではありません(謙遜ではなく)・・・ただの鉄道好きのオヤジです。 他のお二方は私など足元にも及ばない経験者でいらっしゃいます。 で、蛇足ながら・・電車の座席のお話を・・ (1)6/29 シャモニ(11時台から13時台)→SBB→ツェルマット 乗換駅のシャトラールからマルティニ間(正確にはマルティニの2つ手前のサルバンまで)は、進行方向右手に座席を確保されますと、恐ろしいほど深い渓谷を堪能できます。 「よくもまあ、こんな山深い所に鉄道を・・・」と思わせる路線です。 サルバンからマルティニまでの2駅間は左の席が空いていれば、移動されますと眼下に町並みやスイス国鉄の線路を見ることが出来ます。 線路の傾斜が急ですので移動の際はお気をつけ下さい。 マルティニーツエルマット・・左右同じくらい楽しい車窓です。 ツエルマット到着直前、ちらっとマッターホルンが見える・・らしいのですが、私が訪問した日は天候が悪く見えませんでした。 (2)7/2 ツェルマット(11時台から13時台→SBB→グリンデルワルト 前にも書きましたが、ブリーグからカンデルシュタットを経由する旧線でレッチュベルクトンネルを抜けるルートが、谷の斜面を400mの高度まで登ってトンネルに入る・・・進行方向左手にローヌ渓谷が見えますが、これぞ「絶景」です。 時間的に速い列車は、多分・・新しいレッチュベルク基底トンネルを抜けるはずです。 (3)グリンデルワルトからクライネシャイディックに登る際、窓からアイガーの壁を見上げるには、グリンデルワルドで進行方向右側の席に座ってください。 次の駅、グルントでスイッチバックします。 もちろん反対側でも、だんだん下方に遠ざかるグリンデルワルドの村が見下ろせる、それなりにすばらしい景色ですが、この景観はメンリッヘンからも(見える方向は反対ですが)見ることができます。 クライネシャイディックからウエンゲンへ下る場合は、進行方向左側にユングフラウや、眼下の谷間にラウターブルンネンの村、シタウプバッハ、谷の向こう側にミューレンが見えます。 グリンデルワルトークライネシャイディックー(ウエンゲン経由)ラウターブルンネンのルートは20数年前、予備知識無くスイスに出張した際に経験したコースです。 以来スイスの鉄道に憑りつかれたように鉄道雑誌を漁る事になったきっかけの車窓です。 その後・・・わずか2度だけですがスイスに行くことができました。