外電も日本のマスコミも伝えているので、ほぼ間違いないのでしょう。私は前に「再開発」の事も書きましたが、人間が作ったものを人間が壊すのは仕方のないことだと思っているので、事の成り行きについてとやかく言うつもりはないのだけど、パールベック、パルミラ、ぺトラ、クラック・デ・シュバリエは四点セットで観たいと思っていたので、その一つが失われることになったら、それはとても残念なことである。・・・・
20世紀には、「世界が平和になれば、もっといろんなところに行ける。」と思っていたけど、最近は旅行可能地域がどんどん狭まっている気がする。このセリフは「近頃の若いものは・・・」と同様、永遠の課題(シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へ行く方法、なんかも同じか。)なのかも知れない。イラク、シリア、ザイール川・・・昔は行けたのに、というところは案外多い。ブルンジ、マケドニアでも国内事情が悪化しているし・・・・民主国家になった多民族国家が混乱していくさまほど見ていて悲しいものはないけど、このまま行くとミャンマーなんかも危なっかしい。アフリカ諸国も行けるうちに行った方がよい、という気がしてきて、色々と考え中。日本もどうなるか分かりませんけどね・・・・。
