私は、車には全然興味が無いけれど、旅行では毎回レンタカーを借りる。
ただただ何処に行くにも、車の方が便利で、荷物が楽だから、という理由です。
今回は、20年来のレンタカーの旅で、初めて異国乗り捨てを、体験した。
異国乗り捨ては、通常は乗り捨て料金がとても高いので使わずに、同じ国で乗り捨てるスケジュールを工夫をする。
異国乗り捨て料金は、レンタカー代よりも高かったりするから。
今回借りたのは、異国乗り捨てがめちゃくちゃ安い設定が有ったから。
レンタカーを安く借りるには、最近はレンタカー・コムを使う。
このサイトでは、レンタカー会社のサイトの料金よりも、はるかに安い。
ところが、これまで良く使っていたハーツで、
レンタカー・コムよりも数段安い料金を見つけた。
ハーツだから、ヘンなサイトのように後になって、これは別料金みたいな事も無い。
ベルギーのブリュッセルミディ―駅で借りて、
オランダのアムステルダム空港に返却する契約で、1週間借りる事にした。
費用を抑えるために、私はいつも、エコノミーのマニュアル小型車を契約する。
夫婦2人旅では、マーチ、ヴィッツ、のクラスで十分。
ところが営業所に行ってみると、
車はオペル・ザフィーラという、4,6mの長さのミニバンタイプの大きい車だった。
これを最初から契約したら、2~3倍のレンタカー代になる。
でも、大きいと、車のサイズ感覚に慣れるのに時間が掛かる。
分からなくて聞いたことは、電源コンセント。
これが無いと、自前のナビが付けられない。
係り員も探してくれて、コンセントは、ひじ掛けの後部側に有って、びっくり。
もうひとつ、手間取った事がある。サイドブレーキだ。
サイドブレーキがレバー式でもなく、フットブレーキでもなく、ボタン(窓の開閉に使うタイプと同じ)だった。
ブレーキを踏むのと連動して使う、これには、なかなか体が慣れなくて、往生した。
まだ7000kmしか走っていない、新車で大きな車のレンタカー代が、
どうして安かったのか、その訳が、借りているうちに分かった。
その訳は、ナンバープレートを見ると、NLと書いて有った。
ベルギーの車なら、Bだ。
もともとオランダの車を、私がベルギーから回送する、
きっと、そんな理由で特別に安かったのだと、思っている。