出国時だけですが、登録して無くても顔パスで出国できるとのこと。
http://www.immd.gov.hk/eng/services/echannel_visitors.html
羽田に導入するのと同じパターンで、まず顔写真を撮影し、ICチップに登録されている顔写真と照合し、OKかNGを判断するとのことで、指紋もアイリスも使わないやり方というのはにわかには信じがたい(?)けど・・・・
パスポートの顔写真というと、映画「キリング・フィールド」を思い出す。主人公はポル・ポト軍に追い詰められて、プノンペンのフランス大使館までたどり着くけれど、フランス大使館は仏国籍か第三国籍の外国人しか受け入れない。主人公の友人が第三国パスポートを入手し、なんとか写真を撮って現像の上、貼り付けて大使館員に提出するのだけど、返される。開いてみると、定着液がうまく働いて無くて、写真は真っ白になっていた。・・・
こういう牧歌的な(?)パスポート偽造はできなくなっているのは、ICチップが入ってからだけど、かのキムジョンナムさんも北朝鮮政府がパスポートの更新をなかなかせず、やっと更新したパスポートがICチップ入りだったので、ほぼリアルタイムに出入国が把握できるようになり、それが暗殺につながった、そうで、ほんとかどうか分からないが、さもありなんというところか。
我々観光客はあまり関係ない(?)けれど、私も昔、東ドイツ入国スタンプを福岡の韓国総領事館のビザ申請時にとがめられて、理由を色々と書いて提出したことがある。例の「イスラエルの入国スタンプ」もイスラエルのイミグレは入国者のチップには入国記録を残さないようにしてるんですかねえ。・・・と脱線しました。この辺で。