1日目の行程はバンビエンまで。南バスターミナルからビエンチャン行以外に朝のバンビエン行がある。
ロットトゥーも反対側の国際バスターミナルから1時間毎くらいにある。速いのだが、狭い車内と見晴らしが効かないのが難点。大型バスのほうが乗り心地が好く、車窓もよい。
モンマーケット向かい側の県のツーリストインフォメーションの案内(貼り紙)ではバンビエン行は9時30分発。
しかし、この情報は何時のものかわからず、確実とは言えない。
いくつか旅行代理店やゲストハウスをまわったが信頼できる情報は直接バスターミナルへ行かなければ入らない。
今回はビエンチャン行のバスでも支障はないので当日確認すればよい。
旧市街の宿をチェックアウトしてトゥクトゥクで南バスターミナルへ。最近はドライバーが強気で運賃交渉も難しい。
一人乗車で南バスターミナルまで3万kipというのを2万kipにしてもらう。所要15分弱で午前8時到着。
バンビエンと言うと次発は8時30分発ビエンチャン行のVIPバスで、キャリーバッグは先に階下のトランクルームに入れられてしまう。それから窓口でバンビエンまでと言ってお金を出す。
いくらか訊ねないと窓口の男はいくらとも言わない。13万kip。バンビエン行のVIPバスだと10万5千kipのはずだが、ビエンチャン行に乗車する場合はビエンチャンまでと同額取られるがやむを得ない。
チケットには食事券が付いている。昼食はどこなの。カーシーだよ。以前と変わらない。
バンビエン行の時刻は案内所の9時30分が正確だった。あそこの情報は当たる場合もあるのか。
ここのバスターミナルの出発案内はホワイトボードに日替わりの手書きである。
書いてあるのは前日の10月31日の情報で、本日の8時30分のVIPバスは掲載されていない。
ターミナル内の売店で串焼きとカオニャオを買ってバスに乗り込む。チケットには座席番号が書いてある。
しかし、指定された席には先客があった。そこはわたしの席なんだけど、年配の女たちは足が悪いから階段そばのこの席にしてくれと。こういう場合はまだ空いている適当な席を確保するのが吉。
出発間際に隣に若い女が座った。ビエンチャンまで行くの。カーシーよ。
昼食券の付いたチケットを買わされて気の毒だが、1時間後のバンビエン行はまだ売らないみたいだ。
バスは階下の1階席が荷物室になったハイデッカー。車内トイレは使えない状態。
タイの1等バス相当のようで飲料水と菓子が配られる。シートの状態は良く、乗り心地は悪くない。
国道13号線はいくつも幾つも峠を登って下る。トンネルも橋梁もないから等高線に沿ってうねうねとカーブを繰り返す。仮設トイレのある道端のスペースでトイレ休憩。昼頃になると山の上の村でも学校帰りの子供たちを見かけるが高速で走るハイデッカーのバスでは視線も合わないし、写真も撮れない。窓の開く以前のバスが良かった。
中国人の工事現場の仮設住居があちこちに出現。
プークンというシェンクワン(ポーンサワン)への三差路が最高点。ここからうねうねと山道を下って、カーシーへ。
カーシーの昼食は記憶に残る店。ご飯もの(カオラッタナー)と麺がある。フーにしてみた。
ご飯もののほうが良いかも。
バンビエンではバスターミナルに入らず、旧飛行場そばで降ろされた。ロットトゥーの停留所ができていた。
バンビエンからビエンチャンの翌朝のバスのタイムテーブルをきちんと調べたかったのだが、ここでは無理。
電話して宿の車に迎えに来てもらう。滑走路に入る手前に水が溜まって歩きにくそうだった。
ロットトゥーの手配をしている男に尋ねる。
普通バスのタラートサオ・バスターミナル行は5時30分、6時30分と朝が早いらしい。
カーシーから来るやつもあるだろうと尋ねると、バンビエンは8時ころに通るらしい。
タヴォンスックリゾートに下りていく坂、いまだ未舗装でがらがら道。
この先にボート乗り場があるのだから車通りは多く、舗装すればよいのに。
リゾートのレセプションは西洋人のチェックインで余裕がなく、親父も愛想がなかった。