フランスの夜間外出禁止令

今朝ニッポン放送のラジオを聴いていたら、パリ郊外に住んでいる日本人女性が国際電話で情報提供していました。

この放送は今朝8時頃だったと思います。フランスは7日の深夜(8日の早朝?)で、彼女は、「夜間外出禁止令が出たのは今日です」と言っていましたから、フランスの7日に発令されたのでしょう。

外出禁止の対象は未成年者だけらしいです。散歩の途中で何気なく耳に入ってきたので、正確かどうかわかりません。

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1件のコメント

  • Re: フランスの夜間外出禁止令⇒各知事判断

    アルジェリア独立戦争以来の、発令なんですね。
    各知事判断ということになるらしいので、これから旅される
    地域を、きちんと確認しないと、該当非該当がわからない・・・

    ドイツとベルギーの、一部の地域も、放火が増えているそう
    なので、どうなるのかなぁ?、と思います。

    公共施設が狙われてますが、空港はどうなっているんだろう?

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    日本での報道は…

    まず、昨夜外出禁止令が出されたのは、セーヌ・サンドニ県ル・ランシー市だけ、です。
    法的根拠は不明で、市長の独断専行だと思われます。特にこれまで問題の起こっていない静かな町なので大衆迎合主義だとの批判もありますが、インタヴューに答えた若者は「支持する」と発言していました。一方で、「こんな、夜誰も外出しないような静かな町で必要なのか?」と答えた若者もいましたが。

    首相が昨夜表明した「外出禁止令の発動権限を県知事(<確か政府による任命)に付与する」というのは、日本の新聞の見出しを見ると断定的に書かれているものもありますが、対策の一つとして首相が「提案」した段階で、今日の閣議で決定される予定です。

    社会党は、夜間外出禁止令自体には反対していないと見受けますが、例外的運用に限るべきで、動向を注視するとコメントしています。
    この法律は全国的な適用を前提としたもので、閣議決定の有効性が問われることがあるかもしれません。

    全般的に言うと、パリ近郊ではとりあえず沈静化、地方大都市(ボルドー、トゥールーズ、リール、ル・アーヴルなど)では継続、という傾向のようです。

    また、狙われる施設は、公共施設とはいえ、夜間人気がなくなる幼稚園や体育館、倉庫のようです。