1.映画「サファリ」
27日に渋谷で公開されたオーストリアのドキュメンタリー映画で、ナミビアのトロフィー・ハンティングを描いたもの・・・トロフィーというのは、文字通りトロフィーで、ここでは剥製のことを指している。要はそれだけのための狩りである。具体的には
http://www.leopardlodge.com/
この私営牧場兼ロッジで行われるハンティングを追っかけるのだけど、
http://www.leopardlodge.com/hunting-rates.php
当然、撃つには有料なのだが・・・・この中でウォーターバック、しまうま、キリンがそれぞれ射殺され、剥製用に解体されて皮を剥ぎ取るところを丹念に追っている。・・・コントロールされた牧場(と言っても見渡す限りサバンナが拡がる広大な私有地)の中でハンティングをするのは、牧場で牛を飼って屠殺するのと同じだ、と出てくる人は主張するのだけど・・・向かってくる熊とかイノシシを相手にするならともかく、草を食べているキリンを射殺して何が楽しいのか・・・というのは素朴な疑問。ここの板でサファリの募集をしている人たちは「狩る」方までやる人はほとんどいないとは思うけど、こういう世界があることはちょっぴり頭の片隅に入れておいた方がいいのかも。
http://www.leopardlodge.com/hunting.php
お得なパッケージもある。例えばどれにもしまうま一頭が入っているのは、人気があるんだろうけど、パッケージでねえ・・日本人的感覚なのだろうか。
2.ヨハネスブルクの宿、アフリカーンス
打って変わって人間世界の話だが、ちょこっとヨハネスブルクのホテルを見ていたら、情報がほとんど無いことに気づいた。
http://www.reavaya.org.za/routes/parkstation_integrated_map.pdf
こんな立派な路線図まであるのだけど、この路線図内のホテルの案内は皆無に近い。そんなことがあり得るのかとも思うけど、まず、歩き方には一軒も載ってない。ロンプラがようやく数件紹介しているので、やはりこういうときはロンプラしかないのか・・・と思うけど、ガイドブックを作るなら、実際にボディカード三人くらいつけてでも、うろついてみたら?と思わないでもない。W杯の時なんかみんなどうしたんだろう。(ちなみに地図の右にあるPonte Towerというのはてっぺんに「Vodacom」の看板が出ていて、「チャッピー」や「バイオハザードの最終作」でロケ地になった有名なビルで、いつか行ってみたいのだけど・・・)
アフリカーンスも文字的には時々見るが、これも適当なガイドブックがない。しゃべるんだったら英語でしゃべろよ、という話みたいだけど、冠詞が一種類しかない、be動詞にあたる動詞は常に「is」になる、とかオランダ語を簡単にして英語もちゃんぽんにしたような(インドネシア人が連れてこられたことからマレー語も影響していて、アジア語の影響を受けた唯一の欧米語、だそうだ。)なかなか興味深いのだけど、どのくらい通じるのか・・・とかの話になると、情報がすっぽり抜けてしまう。
と、ただのマイブームなのだけど、去年もアフリカの水を飲んだから、今年も・・・呼ばれるかもしれない。