シロカイーナ家に何故、今までPCが無かったか?? 5年前の極短期間には あったんです。 どうしても手放さざるを得ない事態が起こりました。 取引先の専門化がPCをトータルサポートしてくれるというので 喜び勇んでお願いした。 インターネットも繋いでくれ完璧にしてくれました。 嬉しくて感謝、感謝 だったのに 一週間後に自殺しちゃった。 事業上で借金があったようで、でも 事業をしていたら誰でもあるもの。 脱サラで やり始めたものだから借金慣れしていなかった。 それに マチ金に手を出していたものだから 取立てが強烈。 彼には全てが 苦 だったんだ。 高野山の山中を彷徨い、一度かかった携帯電話で肩代わりを同業者とともに 申し出たが そのまま彼は暴走した。 死んで借金を返そうとした。 が 虚しいの一言である。 それから 1ヶ月後、僕の家に毎晩やって来るようになり PCの前に 首から下のみの彼が座ってプログラミングしていた。 電源を切っていても その時間になると画面が明るくなっていた。 僕のPCを そんなに気にしていたのかと思うと気の毒で。 「オマエ、もう心配するな!! もういいから奥さんの所へ行ってやれ!!」 と毎晩、大声でPCの前の彼に叫んだが 行かなかった。 そのうち 昼間でも家内が恐怖体験するようになり、 このままでは家内も彼も 誰も休まれなくなると判断し 事情を説明して 霊感ゼロの友達にプレゼントした。 PCを 手放した日から彼は来なくなり、友達の家にも現れないそうだ。 その後、もう一度 PCを持つ事を躊躇い続けたが 家内の為に一台買って 同じ場所に置いてみたが もう成仏したようで来なかった。 不思議な体験は子供の頃からズーッとだから もう慣れたけど 親しい人が突然消える あの悲しい経験は もうしたくないな。