今年6月12日~14日にコトル中心広場内のホテルで時計塔の正面の部屋に泊まりました。旧市街全体はさすが世界遺産の街だけあって1600年代にタイムスリップしたような素敵な感覚に浸ることができました。さて、旧市街全体を見渡せる城壁に上るため、用意していた登山靴で上り始めました。ここで驚いたことがあります。去年の情報では、城壁を少し上ると入場料を取る場所があって「3ユーロ」を取られる。と聞いていました。そこで、5ユーロと水をもって出発。ところがその入り口で5ユーロを出して、おつりの2ユーロをもらおうと手を出すと「ノーノー、エイトユーロ」といいます。びっくりしました。リュックをひっくり返して3ユーロを探してやっと上ることができました。最初は、私が東洋人だからだましているのと疑いましたが、せっかくコトルまで来て、城壁を登らずに帰ることはできないと思いなおし支払った次第です。あとで調べると、現在やはり入城料金は8ユーロになっているとのこと。なんと、去年より約3倍の1000円です。港に停泊した超大型客船から大勢の観光客が下りてきて、城壁にも次々と上っていました。足元の非常に悪い急峻な城壁道で、入場料3ユーロでも高いのに、突然今年に8ユーロにも値上げする神経が理解できません。あくどい街です。おすすめのレストランも高いわりにはおいしくない。コトルの前前泊はボスニアヘルツェゴビナのモスタルでした。ここは、とても良心的でホテルの対応も地元の人も親切、レストランもコトルの3分の1の料金(夫婦二人で、大きなステーキと大きなマスの姿焼き、ビール、ジュースで17ユーロ。安くて驚き。)でとっても美味しい。と比べて大違いです。コトルは素敵な街でしたが、全体的に観光客の足元を見ているような対応に不満が残りました。以上、個人的な情報と思いをお知らせしました。