その24 喧しいMadrid ・ スペイン雑感 ポルトガル北部から入り、ガリシア地方中心に適当に食べ歩き、 Madridに着くと、急に周囲が喧しく感じられる。 それもその筈、ポルトガル人は物静かな人が多く、ガリシア人も 半分ポルトガルの、文化・援護的影響があるので物静か。 それに対し、全国から人が集まる首都に来ると、ガチャガチャ五月蝿い! 今回はピギーバッグを引いているので、CD、ガイドブック等、重量 がかかる買い物は、全てMadridですることにしていた。 これらをEl Corte Inglesでまとめれば、VAT返還の90.50Euro以上に はなる。 ところがである、MadridのVAT返還書類を作る窓口のチェックはかなり 細かい。いつも、土産物のチョコレートを抱えて、手続きに行く。 ところで、ここも、英語は通じない・・・ 「ちょっと、スーパー部分で買ったものは、認められないわ!」 前足でゴソゴソ、Neuhausを取り出して・・・ 「これは、Supermercadoだけど、土産物で持って帰るんにゃ==33」 「水とヨーグルトは駄目よ!」 「De acuerdo、とにかくそれはリストにノッケテネ。」 いや~、BilbaoのEl Corte Inglesは、ろくにチェックもせずに、 全部リストに載せてくれたからよかった。それも、黙って黙々と やってくれた。 程度の差はあれ、北部人というのは静かなものらしい。 それで、ここで来年さんの今年の質問に答える形になるのだが、 スペインには大別して4-6の小国があるもんだと、考えてもらえれば、 地域の文化・言語の違いがある、というのも理解しやすいかと 思う。 ------------------------------------------------------ 物静か・物柔らかさコンテスト: 1)ガリシア人 (特に発音が不明瞭になることも多し) 2)バスク/ナバラ人 (明瞭かつ静か) 3)カタルーニャ人(単に発音が柔らかいだけか?) 大声コンテスト: 1)カスティーリャ (機関銃というのはこの地方の人の為?) 2)アンダルシア (エス(S)を抜かして発音、大声ですっ飛ばし) 大声でもなく、物静かでもない: ● カナリア諸島の人たち 物静かなのに、一番後に引いているのか? ◎ ガリシア人 ----------------------------------------------------------- 今回、郵便局から、カナリア君宛の小包を送ったのであるが、 局員のおじちゃんの所に持って行って、 「これを普通の国内航空便で送りたいの」⇒前足で全て見せる ”これをどうしたいんだい?”⇒おじちゃんに聞かれる 「だから、これを送りたいから、箱も下さい」 ”カナリアじゃないか・・・ぶつぶつ” 緩衝材を挟み、準備OKなので、差し出すと、 ”で、どの航空便で送りたいんだい?” 「普通だ~~~!!!」 何だか、質問に質問をもって、更なる質問が返ってくる・・・ 不思議なやり取りであったので、Bilbaoのペンパルおじさんに、Chat でこのやり取りを話した所、ゲラゲラ笑いまくった挙句、 ”僕の仕事は、北部23県の統括なんだけど、ガリシア地方に質問を すると、回答は早い癖に、必ず「どうしてこんな質問事項をするんだ?」 という質問が、回答するよりも前に質問してくるんで、毎回苦笑いなん だよね・・・” ということだった。 バスク地方に食べ歩きに行った折も、中央部に比べ静かでゆっくりと明瞭に 話してくれるな~、と思ったが、ガリシア人のようにじぃぃぃぃ~~ とした、間接的な視線を送ってくることはなかった。また、質問に質問は 来なかった。 折りしも、ガリシア君からは、質問の質問なメールが届いたばかりなので、 コヤツもしっかりガリシア人なんにゃ~、と実感したばっかりである。 スペインはスペインという名の元に、何カ国か集まっている国のようだ。
なあるほど♪ フムフム、メモメモでした。 ありがとうございます。 イビザンハウンドという犬はバレアス諸島が原産国で そこの住民はカステヤーノが公用語だとか。 とすると機関銃?(爆) 一度行ってみたいと思っていたんです。 船で行くんですよね? 英語も通じない島らしいので その カステなんとかいうスペイン語 勉強せにゃ~なりませぬ...。 マドリッドはフン害対策で モトトカという車を走らせているそうですが 旅クマさんは遭遇しましたか? 街には犬がいっぱいらしいです♪ どうしても行って見たい♪ ヨーキーも 日本のように尻尾切ってない? ダックスも日本より胴が長い? そうそう、 ビレニアンマスティフはシロカイーナさん? もしかしてもしかすると 私 ガリシア人に近いかも。。。 質問されて いつも なんでそういう質問するんだろうと そっちの方が 先に来ちゃいますんで。。。 でも旅クマさんは 私の質問にきちんと答えてくれて感謝!!! ありがとうです♪
Re: ビレニアンマスティフはシロカイーナさん? ビレニアンマスティフ ってなに?? 渥美清みたいな犬が いてるの?? ブラジルへ行くと ヨーロッパで改良されたような犬が一杯いてる。 犬が犬らしく自然なのが 良いところかな。 マドリッドで 余り犬は見なかったなー。女の子しか見てなかったからかな。(笑) 南米では 「スペイン語、話せますか??」 では無く、 「カステリア語、話せますか??」 が普通。 イスパニョールは イグアス近辺のブラジル国境付近で使われ、 カステリアーノは 南米全般で使われている。 だから 米国に来てる中南米人には 「アブラ カステリアーノ?」 で いきなりアミーゴ感覚になれる。 でも、ポルトガル語より 機関銃に聞こえるのは何故だろう?? 来年さんへ 僕も 牛、馬、山羊、犬、猫と会話出来ますよ。 山羊の赤ちゃんなんて 僕の指をオッパイ代わりに吸ったまま眠るんだ。 僕は単なる牧童、あなたは獣医? スゴイな~。
バレアス諸島 来年さん、旅行準備着々進んでますか? 羊君、山羊君は案外美味である、と思いました。 トルコ料理の羊君が、優秀な煮込み具合なんだけどなぁ~。 トルコ料理食べに行きたくなってきたな。 ところで、「バレアス諸島」ですが、これってMallorca/Menorca あたりの、小さな島々の集まりだったかなぁ。だったら、第一公用語 はCatalan、第二公用語はEspanol(Castellano)となります。 Catalanは書いたものを見るとフランス語に近いですが、聞いていると 推測出来る部分がかなりあるので、Espanolに近い言語だと思いました。 ペットの糞、けっこうきちんと散歩中の方々、片付けてますよ。 一番歩いていて要注意だったのは、パリでした。けっこうロンドンも 多かったです。あ、しかし、最近は北部中心なので、そのせいもあるかも? でも、先月のMadridは、そうひどいとは思いませんでした。 そういえば、ラテンアメリカのスペイン語圏はわかりませんが、スペイン 国内で、「スペイン語わかりますか?」と聞かれる時、Castellanoとは 余り言いませんね。Espanolを使ってます。でも、ラテンアメリカでは、 日本の「国語」に当たる言葉は、”Castellano”らしいと聞きました。