深夜になったらタクシーの方が安全とは言えない こんにちは セーヌ川クルーズの大手会社には、 バトーパリジャンとバトームシュがありますが、 使用している船の構造が少し違います。 バトーパリジャンは天井も含めて全面ガラス張りですが、一方のバトームシュは、天井の80%ぐらいが鉄板で、その上にデッキがあって屋根の上に出られ、固定した席があります。 バトーパリジャンは、屋根の上には出られないので、客室の前の室外に席が設けられていますが、バトームシュの屋根の上のような視界は開けないんじゃないかと思います。 (バトームシュは乗りましたが、バトーパリジャンは外から見た推定です。) 船は走れば風が当たるので気持ちよく、視界も考えると、夏の宵ならバトームシュの方がいいんじゃないかと思います。 パリの8月の日没時間は、以下↓ http://www.timeanddate.com/worldclock/astronomy.html?n=195&month=8&year=2012&obj=sun&afl=-11&day=1 8月上旬なら、9時半でようやく火灯し頃になった時刻でしょう。 帰りについて パリのタクシーは、深夜になると日本ほど安全ではないと考えた方がいいです。 以前、タクシーの被害報道を検索した時の投稿を参考に↓ http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/603411/-/parent_contribution_id/394713/ 特に、2008年4月19日には郊外に連れて行かれ殺害されるという悲惨な事件が起きています。 パリのタクシースタンド(タクシー乗り場)の地図、参考に↓ http://www.gares-en-mouvement.com/resources/data/numero_unique_taxis.pdf (このあたりで夜乗ったことがないので、タクシーがどのくらいいるかは分かりません。) 青(21,28など)の印は大きめのスタンド、赤(23など)は小さいスタンド、となっています。 夜10時頃なら、電車で帰っても、被害に遭う確率は低いでしょう。 バトーパリジャンなら、既に紹介されているように、RER-C で Invalides まで行って、メトロ8号線に乗り換えるのが普通に考えられるコースですが、8月18日(土曜)まで、工事のため、RER-Cは Austerlitz駅からInvalidesまで、乗り降りできません。 http://www.ratp.fr/plan-interactif/ また、RER-Cは二階建て車輌で、車輌間のドアが鉄板になっているなど、治安上不安もあるので、メトロ乗り継ぎのコースを選んだ方が安心できるのではないかと思います。 バトームシュの場合、Alma Marceau から乗り、1号線に乗り換え Concorde で降りて、あと Madeleine まで300mぐらい歩くのがいいでしょう。 市中心部のメトロの22時頃までなら、ある程度人も乗っているし、甚大な被害にある確率は低いと思います。 良い旅を
大変参考になりました。 Mamoru様 具体的で貴重な情報をありがとうございました。 去年も地下鉄が工事中で困った事を思い出しました。 タクシーの記事も拝見しましたが何処にでもリスクはあるのですね。 皆さんのご意見から今回はメトロを利用しようと思います。 旅の楽しみ方が一つ増えて投稿して良かったです!ありがとうございました。