ホーチミンでも全く同じ手口(スリとボッタクリと) ホーチミンのボンセン・アネックスH(サークルKの向かい側)で10月15日に発生。 格安ツアーで夜8時頃ボンセン・アネックスに到着(人気無いツアーで当人1名のみ) 部屋に通され、そのままトランク置いてホテル前のサークルKに飲み水とビールを 買いに出た途端「あんた何処へ行く」と日本語で声掛けするバイクに乗った中年女 が現れる、無視して道路を横切ったら「あんた何処へ行く」と別の若い女が現れた。 無視して店内に入ると付いて来て「この店はVNDで無いと駄目、USDをVNDに両替して あげる」と言う、1USD出すと「何よ、飲料水でも6000VNDなのに」と10USDを無理やり 両替(後でホテルで数えたら3USD分のVNDだった) その後「ホテルでマッサージしてあげる」とて強引にサークルK前に止まっていた タクシーに押し込められ、5~6分走っって大通りから路地を少し入った旅社? (三島旅館だったか漢字表記の薄汚い宿)に連れ込まれた。 宿代5000円、えっ何これ、と思いつつ部屋へ、そこでマッサージ代1万円と言うので これは完全に騙されたと分かったので1万円やるから帰ると言うとすったもんだ言い出す (行為に及んでいたら10万円とか吹っかける積もりだったのかも。) 兎に角、帰るとの一点張りで突っぱねていたらようやく「ホテルへ送ってあげる」と 言いだして、「ここはタクシーが来ないから」とバイク(なんと最初出てきた中年女) に乗せられ、後部にかの女が乗る(3人乗り)しばらく走って「タクシーに乗り換えよう」 とタクシー呼び止め乗車、若い女も同乗、ホテルのかなり手前で降ろされる。 その時、女は「タクシー代は私が払う」と言って払った後、足早に去った。 尻ポケットの財布があるのを確認して部屋に戻って再度確認、そこでサーッと血の気が 引いた、「お札がきれいさっぱり無くなっていた、日本円とUSDと、なぜかタイバーツは 残されていた。」このツアーはタイ・バンコクとベトナム・ホーチミンとの2カ国ツアー。 日系旅行社の現地緊急電話先へ電話したが「そのような被害は保険でカバー出来ないと 思われる、警察と言っても共産国なので民主国のようには行かない、1日潰れるかも、 カードがあるならそれでキャッシングするなりして……。」と冷いお話。 現地ではキャッシングで、帰国後のバス・タクシー代は銀行からキャッシュカードで 引き出して対処。 クレジットカードとキャッシュカードが残っていたのが奇跡的。 今回の反省点 1)バンコクと同じと考えたのが一番の誤り、バンコクの何倍もの危険を孕む都市という のが良く分かった。(翌日以降、夜間外に出ると「何処へ行くのか」と複数の男女から 声かけ付き纏いがあった。) 2)財布を何故外に持って行ったのか?(コンビニに行くなら1千円程度でよかった。) (いつもならパスポートと財布は率先してセーフテイBOXに預けるのに。) 3)声を掛けられた時点で何故ホテルに戻らなかったのか。 バンコクからホーチミンへの機内で出されたビールに酔って正常な判断力が低下して いたようだ「魔が差した」としか言い様がない。 4)1人旅は自由が利く反面、このようなトラブルが起き易い。 友人らと複数での行動なら起こり得なかったと思われる。 ホーチミンでは鼻の下を伸ばすのは厳禁、と思った次第。