タイのバスの近代化 タイ国民の懐具合の向上のためでしょうが、 タイのバスの近代化が進んでいます。 二つの現象が見られます。 1、ノンエアコンバスの激減、エアコンバス、VIPバスの増加 2、長距離ソンテウの激減、ミニバンの増加 1、安いが、外から埃まじりの自然風が入っていたノンエアコンバスが 少なくなってきました。私は好きだったのですが、急なスコールなどの 際に、窓が閉め切れず、べチャべチャになるのが嫌われたのか、減ってきています。 旅情が減ったと言ったら、先進国民の思い上がりと言われるでしょうか? エアコンバスの中には、冷房装置にエネルギーを取られ、エンジン不調のものがあります。 先日、チェンマイから南回りでメーホンソンに行ったら、重い穀物袋を何袋も バスの腹に入れていて、スピードが出ず、2時間も遅れました。 たった2,3時間の距離で、横3列の贅沢なVIPバスに乗りたくないのですが、 旅人は、時間の制約で、車種を選ぶ余裕はありません。 2、ソンテウも、定員がアバウトで良かった、自然風も心地良かった。 ミニバンは定員が厳しく守られ、閉塞感があります。エアコンが甘いことも多い。 所要時間は早いが。 ソンテウの方が良かったといったら、これもまた、思い上がりと言われるでしょう。