誰もが一度は悩む海外旅行での両替 岡山さんも書かれていますが、 そんな簡単に、よい方法はみつかりますまい・・・ どうぞ、下の「お役立ち投稿集」でも参考にしてみてください。 http://www.arukikata.co.jp/bbs/past/money.html さて私の場合、ヨーロッパであれば基本的にクレジットカード決済にします。 もちろんリスクはありますが、これが恐らくレート的には一番よいです。 現金は、最低限を常に持ち歩く程度で、これはスリなどにあってもよいようにです。 特にイタリアは、何度も伸びてくる手を振り払っており、要注意だと思います。 で、ユーロ建てのT/Cを用意していき、両替所のレートを見て納得が行けば(予定通りなら)現金化します。 たくさんの両替所を回って比べているほど、旅行中ヒマではありませんので、 安いとみたら、空港でもどこでも現金化しておきます。 両替所によって、ミニマムあり、レート以外に手数料を取る場合もありますので、 それは、いちいち確認しないと判りません。 国際キャッシュカードはT/Cに比べてとっても手軽ですが、レート的には気持~ち割高になるように思います。 短期間の旅行でしたら、両替の差益で大損するということは、まずありませんので、 それほど神経質になる必要はないかと思います。
ヨーロッパでのクレジットカードの決済 この正月にイギリスに行き、 クレジット・カードでいろいろ決済しました。 その時に気づいたこと。 ビザの方がダイナースよりレートが1%良い。 キャッシュ・アドバンス (クレジットカードでのATM機からの 現金引き出し=借金)のレートは、 購買時のレートより、ビザでもダイナースでも 1%程度良い。利子が2~3%付いても、 TCよりちょっと不利な程度。 TCを買う、現金化する手間を考えると、 ビザのキャッシュ・アドバンスは魅力的 という結論でした。
予測通りになれば大金持ちになれる 細かいことですが、 >ユーロ建てのT/Cを用意していき、両替所のレートを見て納得が行けば ユーロはそのままユーロです。レートなどは介在の余地がありません。 目減りするのは手数料分です。 カードと現金(国内で両替したさい)とのレートの差はかなり少ないで しょう。しかも、少額の支払いが多いときのカード払いは面倒です。 ユーロ建てTCは目減りしないので、いざというときに取っておくか、 ユーロがさらに高くなったら使うとかが良い方法です。実は、約二週間 の間に、銀行でTC、神田の大黒屋でユーロを現金購入、さらに現地で カード払いをしましたが、TC発行手数料を加味すると、実質レートはほと んど同じでした。この間の為替変動に吸収されてしまったのです。 ここ二週間くらいで、円がかなり下がっています。岡山さんが指摘され たように、ゼロ金利政策を続けている限り、円高になる材料が乏しいの です。米国の赤字体質が限界に達し、住宅バブル崩壊が到来すればドル 暴落もあり得ますが、対ユーロに関しては、昨年の危機を乗り切ってし まい、今のところ顕著なマイナス要因もないので、ユーロが高いという 状況は変わらないと予測します。牛の問題でもわかるように、日本は米 国の言いなりですので、米国が円高を望まない限り、この傾向は変わら ないでしょう。多くのエコノミストは長期的なドル安を予想したのです が、まあ、これが自分の予測が当たれば「合法的な」大金持ちになりま す。 個人的には、ゼロ金利で、不良債権を国民が肩代わりしたのに、問題を 起こした人たちは責任を取っていないという状況には怒っています。 末端の国民が為替レートに一喜一憂しても、為すすべがないので諦める しかないというのが、現実でしょう。