Russell SquareからHeathrowまでのアクセス

こんにちは。

ラッセルスクエア駅から乗車する場合、改札口から入場したら最初にリフト(エレベーター)に乗り、その後ホームまでは階段で移動します。
階段はビルの2階から1階へ降りる程度の段数なのと下り階段なので、足元に気を付ければ問題ないと思います。

なお、この駅では改札口とホームを結ぶ階段は非常用の螺旋階段しかなく、緊急時以外は閉鎖されています。
したがって普段はホーム付近までリフトで移動してから階段(螺旋階段ではない)を利用することになります。
同様の構造をした駅は他にコベントガーデンなどがあります。

Westbound(for Heathrow)の表示に従って階段を下りるとホーム先端に出るので、この位置で電車を待っていれば先頭車両に乗ることができます。

ピカデリーラインは6両編成で各車両の中央部付近に荷物を置くスペースがあります。
以下のリンクをクリックしてもらうと車両外観の画像があります。
http://bit.ly/1eLwl4K
乗降用ドアは各車両の両端(片開き)と中央部(両開き)にあります。
先頭車両のみ運転室直後のドアは業務用のため開きません。

以下のリンクをクリックしてもらうと車内の画像があります。
http://bit.ly/1eYftWM
ドアの脇に荷物置き場が確認できると思います。
荷物置き場は車両中央部のドア(両開き)の脇にあります(各車両に計4ヶ所)。
1か所につきスーツケースを2～3個置くことができます。
荷物が置かれていないときは乗客が立っていることも多いので、その場合は頼めば移動してくれるかもしれません。

なお、ピカデリーラインは車両が小型で通路幅が狭いため、自分の座席の前にスーツケースを置くことは困難です。
スーツケースの間近の席が確保できなかった場合は、勝手に転がらないように横置きして目の届く範囲の席に座りましょう。

次に電車の行き先にも注意が必要です。
BA利用ということなのでTerminal 5で下車するのだと思いますが、ピカデリーライン(Westbound)のなかにはTerminal 5に行かない電車もあるので注意が必要です。
Westboundの行き先は以下の4通りあります。
①Heathrow Terminals 123&5
②Heathrow Terminals 123&4
③Uxbridge
④Northfield

①と②は空港まで行きますが空港内のルートが異なるため停車するターミナルも異なります。
③は途中のActon Townから支線を走行します。
④は車庫のある駅で終点となる電車で割合としては少ないです。
Terminal 5に行く場合は上記①の電車に乗ってください。
運転本数は①が一番多く、朝のピークタイムなら2～5分に1本は①が来ます。
ホームにある行先案内表示と車両前面の行先表示に注意してください。
http://bit.ly/1iuhWOt

最後に、ロンドンの地下鉄は比較的浅い地下を走る路線(サークルラインやディストリクトラインなど)と大深度を走る路線とに二分され、車両の大きさも異なります。
比較的浅い地下を走る路線や大深度を走る路線でもホームが地上にある駅(郊外に多い)は、エスカレーターやリフトが設置されていないことが多いです。
大深度を走る路線の地下駅はエスカレーターまたはリフトが原則として設置されていますが、ホームからエスカレーターまたはリフト乗り場まで僅かながら階段を経由する駅が多く、バリアフリー対応の駅は少ないです。

バリアフリーの対応状況については以下の路線図を参照してください。
表紙には旅行鞄のマークがついているので、旅行客にとっても参考になると思います。
http://www.tfl.gov.uk/assets/downloads/avoiding-stairs-tube-guide.pdf

またホームと車両の段差が気になったことはありませんが、隙間が気になったことはあります。
ホームがカーブしている駅で時々見受けられます。
昔は“Mind the gaps”という注意を促す自動放送がよく流れていました。
段差と隙間に関する情報については以下のリンクを参照してください。
http://www.tfl.gov.uk/assets/downloads/step-free-tube-guide-map.pdf


それでは道中お気をつけて。