頑張って=上限30ユーロ以下では食事も酒も楽しむのは無理

と思ったほうが賢明。

全ての宿で朝食付きで、昼か夕は（夕食抜きはきついはず）
抜いて、一食に全てをつぎ込んでも満足させるのは厳しいでしょうね。
一ユーロが150円近い状態では、欧州の物価は相当応えるはず。
何よりも低価格になれてしまった日本人には。多分、100円で
同じくらいの感覚なので、単純に1.5倍。

食事代が安いと言われるドイツ（実は食材からすれば、値段相応な
だけなのですが）でも、ワインの飲める店はそもそも高級で
高い。

自国料理が不味い国では、その国の料理を外し、旧植民地の料理屋でも
見つけないと、後悔するだけ。敢えて何処とは言いませんが、
真ん中よりも後ろの都市です。

Berlinもドイツ料理は不味い、、というか自分で作ったほうが
絶対美味いと思うので、まともなものを食べたかったら
トルコ料理屋に直行でしょう。北欧なんかで、『何処か
美味しい店は？』と聞けば、『イタリア料理の店』とか
言われるのに近い。

それに、ベルリンなどでワインが飲める店は高級。
とあるかなり大衆的な店。
Tageskarte
Linseneintopf mit Wiener Würstchen (auf Wunsch vegetarisch) 4.90
Blut- und Leberwurst mit Sauerkraut und Salzkartoffeln 10.50
Wiener Schnitzel mit Kartoffelsalat und Gurkensalat 18.50
1/2 Bauernente mit Rotkohl und Kartoffelklößen　15.90
極一部です。
Bier vom Faß 0,3 L 0,5 L
Prater Pils 2,90 3,90
Prater Lager Schwarz 3,00 4,00
Flaschenbier
Weihenstephan Hefeweissbier 4,00
典型的な、
Wurst mit Sauerkraut und Salzkartoffeln と0.5 LのBier vom Faßで
15ユーロを超えます。ビールとソーセージだけですよ・・・・・。

イタリアはそもそも高いし、なかでもVeneziaはぼったくりで、
Bacariしか選択肢がない。特に、この街の中心地で一人は辛い。
レストランでは最低二名から、下手すると4名からとかでしか
食べられません。

なかなかメニューのある店がないのですが、、、
Guida ai migliori bacari di Venezia, dove mangiare con poco si può に
店が紹介されています。

RomaはPizzeriaとか。5ユーロもだせば満足できますが・・・
レストランでワインを頼んだら、あと使える金額ってPrimo程度です。
ワインだけでも簡単に上限を超えます。
安い店はありますが、外国人労働者と冷凍物の店を探せば。
イタリアの地方は別ですが、大都市では金に糸目を付けない覚悟で
ないと美味しいものにはありつけません。それでも失敗するし、
イタリアでも不味い店は沢山あります。特に観光で成り立っている
ところは。

上限を解除し、自分の舌とそれに先立つ五感を最大限活用し、
苦労して探さないと満足には達しないと思います。他人の舌は
信用できないと言うか、米国人が並ぶ店に行きますか？？
精々言えるのは、有名旅行ガイドに掲載されている店を真っ先に
外すのは正解への道と言えるでしょう。入ったら日本人ばかり
では、折れてしまうのと、店側も堕落しているはずなので。

なお、全て一食としての話ですので、一日4000円は本当に辛いですよ。