St Germain en Laye の行き方、Debussyの墓の場所の地図ほか こんにちは 1)RERの切符の買い方と乗り方 自分のホテルの最寄りのメトロ駅で St Germain en Laye まで切符を買う。 往復を買うのがいいでしょう。(窓口で St Germain en Laye 、1 ticket d'aller et retour と書いて出せば往復の切符を売ってくれます。) メトロからRERには駅の乗り換え口に改札機がありますが、持っている切符を通せばRER側に出られます。(逆も可能) RERの終点まで行くので、日曜の午前中は避けた方がいいでしょう。(フランス人は日曜の午前中はあまり出歩かない → 乗る人が少ない → 危険を避ける目的です。) 乗る電車は長いので、出来るだけ中央の車両に乗る。端の方の車両は乗っている人が少ない。パリを出るとだんだん降りていって、その割りに乗ってこないので、終点付近では、自分のほか2~3人になることがあります。 電車は2階建てで、1階の方が乗る人は多い感じです。(女性は1階に行く人が少し多い印象があります。) RER-Aは行き先が西行きは2箇所あるので、ホームの上の方にある行き先表示板を見て、自分の乗る電車を選んでください。 表示板はこんな具合です↓ http://parisbytrain.com/wp-content/uploads/2008/06/rer_a_station_panel.jpg この例はパリ・リヨン駅の例だと思われます。行き先が St Germain en Laye になっています。 停まる駅名にランプが付いていて、停まらない駅のランプは消えています。 以下はパリの東にあるVincenneという駅の表示板の例です。↓ http://commons.wikimedia.org/wiki/File:RER_A_-_Gare_de_Vincennes_(3).jpg この例は St Germain en Laye ではなく、Poissy行きのRER-Aの電車の例です。 北駅、パリ・リヨン駅などの大きい駅では、モニター画面の中に停まる駅名が表示される形式のものもあります。 メトロ、RERの路線図 http://www.ratp.fr/plan-interactif/ 時刻表 http://www.ratp.fr/informer/pdf/orienter/f_horaire.php?nompdf=a_jo_sgp&loc=horaires 2)サンジェルマンアンレーの見晴台 Debussyの生家は観光案内所になっているようなので、すぐ見つかると思います。 (フランスの観光案内所は青い菱形に赤色でiの文字が書かれた看板がある。) サンジェルマンアンレーと言えばここの宮殿が有名ですが、中の一階だったか二階が考古学博物館になっていて、化石や発掘されたもの、石器、骨、壺などが展示されています。 この宮殿は他の階には行けないので、興味なければ、外観だけ見て終了ですね。宮殿の形はいいです。 (RERを出ると直ぐ、約2分です。) 宮殿 Chateau に向かって左側に公園(庭かもしれないが)何もない平らな場所があり、これを横切ると、崖の上に出て、パリが一望に見られます。ラデファンスのビル群やエッフェル塔がよく見えます。ここは遠いので、他のものは小さくて見分けが出来ませんが。(ここは、宮殿のテラスと言っているようです。夜は閉まります。) 3)Debussyの墓 パリの墓地で目的の墓を探すのは運が悪いと結構時間がかかります。 墓の形と位置をあらかじめ情報入手していった方がいいです。 墓地の地図↓ http://www.marbrerieherbet.fr/la_marbrerie_de_paris/Document_files/Plan-cimetiere-Passy-2011.pdf (入り口に管理人がいて、地図をください、といえばくれますが、なかなかその近くに行っても見つからないことがあります。) Debussyは14区画の表示31番のあたりとなっています。 パリの墓地についての解説のDebussyのページ↓ http://www.landrucimetieres.fr/spip/spip.php?article1039 投稿されたコメントを見ると、Debussyはなくなったときは Pere Lachaise 墓地に埋葬されたが、その後Passyに移されたそうです。 1929年当時の写真は以下のものだそうです。 http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b90296956 移設されたのはそんなに昔じゃないそうです。現在の墓は確かに石が新しいですね。 正面にはDebussyの名前が書かれていますが、裏の写真には、彼の妻、彼の娘(彼の死後1年ぐらいでジフテリヤにかかってなくなった)も一緒に葬られていると、記されています。(家族墓ですね。) このサイトのコメントに、Passyの墓地は墓を探すのにあまり適した区画整理が出来ていない、とのコメントもあります。 ここの墓地で墓を探したことはありませんが、モンパルナスの墓地でモーパッサンの墓を探したときは、なかなか見つからなくて、時間がかかりました。 そのときのレポートなど興味あれば読んでみてください。 http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree2.php/id/327938/-/parent_contribution_id/327920/ よい旅を
ありがとうございます 1)RERの切符の買い方と乗り方 とても詳しく書かれていて、よく解りました。 もしカルネを購入してあった場合は、zoneによってカルネの枚数の多寡で賄うことができるのでしょうか。 判り易いのは窓口などで切符を購入するほうだと思いますが、もしご存知でしたら教えて頂きたいです。 2)サンジェルマンアンレーの見晴台 普通の地図だと高低は全く判らないので、パリを見渡せるとのアドヴァイスは有難いです。 宮殿は外観は絶対に観て回ろうと思っています。時間があって興味が湧けば内部も。 天気に恵まれるように願っています。 3)Debussyの墓 地図へのリンクは助かりました。 確かに区画と番号だけだと、碁盤の目のように整然とはなっていないし立体的な墓などで遮られるということですね。 墓の位置を案内してくれる人というのはボランティアなのでしょうか、単なる暇人のお節介とは思えません。 モーパッサンの墓のレポートも読みました。同じようなシチュエーション的な問題があるとの予想の上で臨みます。
RER郊外は1~2zoneのカルネ複数枚では対応していません 1)RERの切符 RERの切符は降りる駅までの切符を買わないといけないです。 切符は「パリから郊外の駅、今回の場合は St Germain en Laye」 という形です。乗車駅または降車駅の欄にParisと印刷されています。パリは一つの区域として扱われます。パリに戻ってきたとき、パリ市内はどこで降りても構いません。 バスはカルネ何枚かで乗車できる路線(pcという路線など)が、以前はかなりあったのですが、今はごくわずかの路線のみになりました。 2)モーパッサンの墓を教えてくれた人は、ボランティアかもしれません。その人はごく普段着の格好をしていました。 家族の墓地にお参りに来る人は、ちょっとおめかしした人も来ます。パリの墓地に墓がある家は先祖がパリの住まいだった人なのでしょう。家の形の家族墓は昔は裕福な人が立てるものだったそうです。 旅行者は、いで立ちが旅行者風なので家族の墓にお参りに来た人とは見分けが付きやすい感じがします。 また、フランスでは、墓地の有名人墓を訪ね歩く解説ガイド付きの小ツアーなどもあります。 ps)その他 Debussyの肖像は、フランスの通貨がユーロになる前のフランス・フランの時代に20フラン紙幣に使われていました。 表、裏の両面。 (当時1フラン=10円ぐらいで、20フランは200円程度でした。) http://fr.wikipedia.org/wiki/20_francs_Debussy 若い人で、フランのお金使用した経験がなければ、あまり思い入れはないかもしれません。 参考までに