味わう マラガの特産品に、ペドロ.ヒメネスなる地葡萄から造る、デザートワインがあり美味しいですよ。 アンダルシア地方は素朴な家庭料理が色々あります。 新鮮な魚介や野菜のフリット、赤ピーマンのアサード(焼いてオイル、塩、酢等でマリネ)、テール肉のシェリー煮込み等など、簡単な調理法で素材を活かすといった感じを受けます。 ガスパチョという冷たいスープも、暑いこの地に住む人々の知恵から生まれた料理です。 ポルトガルの食も、総体して素朴なものが多いと思います。 魚、野菜、肉は豚が主ですね。 塩加減がやわらかく、私は口に合いました。 スウィーツなら、有名なパステイス.デ.ナタはもちろん美味しいですし、名前を忘れましたが、チーズを生地に練りこんだ焼き菓子(マドレーヌのようなモノ)が気に入りました。 チーズはポルトガル語でQueijo(ケイジョ)だったと思います。 あと、ボトルの底にサクランボが沈んだJinjinha(ジンジーニャ)という、オビドス原産のリキュールがあります。 老いも若きも、20度くらいのこのアルコールを、小さなグラスでクイッと立ち飲みスタイルです。 当時、日本で入手困難だったので持ち帰って家で楽しみました。 食べ物の事のみで失礼しました。 良いご旅行を。