個人差 英語もろくに出来ない、夫婦のヨーロッパ体験。 僕ら夫婦は、ろくに英語も話せない。 だから英語圏で有ろうと無かろうと、言語によって個人旅行を阻まれる事は無い。 都会は往々にして英語が通じる事が多いが、それはともかくとして、小さな村や集落に行っても、ボディーランゲージを含めて何とかなっている。 西欧はともかく、バルト3国田舎の村も、ポーランドの村も、スロバキアの村も、ハンガリーの村も、ルーマニアの村も、ブルガリアの村も、これらの土地に出掛けて泊って、楽しむ事が出来る。 英語もより良く話せた方が良いけど、問題は無い。 通じないがゆえに道案内してくれたり、レンタカーの私を自分の車で先導してくれたり、大いに親切を受けて、有難いと思っている。 フランスの、ジュラ州の田舎の村で、夕食付きのシャンブルドットに泊った時などは、 家の夫婦はフランス語とドイツ語しか話せず、私はそのどちらも全く分らず往生した。 僕ら夫婦以外に泊り客は無くて、独和辞典を見せながら、夕食を一緒に取って、語らった。(ああ、語らったト言うのは大げさで、意思の疎通を何とか図った。) 楽しい、夜だった。 こんな、経験が数知れず有り、私は、言葉の壁も、小さな勇気と小さな冒険心で、それなりに楽しんでいる高齢者です。 むしろ、 英語の出来る人ほど、英語の通じない国に、個人旅行で行くのをはばかる人が多い。 こっちの方が気の毒に思う。
より普遍的な意味で 私も似たような経験はたくさんあります。言葉は通じなくても、楽しい旅はできる。これは間違いありません。 それが、命題1は真なりです。 ただ、私は、いわゆるラッキーに頼らず、よりチャンスを増やすには言語はやっぱり必要だと思うんですよね。 しかし、英語ができるが故に非英語圏を避ける人がいるんですか。それは確かに悲しいですね。 世界は非英語圏のほうが広いのに、ね。