Re: ありがとうございます! 今日は。 ミュンヘン(あるいはフュッセン)とスイスとパリですか。旅行会社のツアーに「ロマンチック街道・スイス・パリ 8日間」何てのがありました。この時期だと少し高いようですが、ご希望のプランに非常に近いのではないのかと思います。内容だけでも大いに参考になると思いますので上記で検索してみて下さい。 個人旅行でしたら、ドイツだけでもレンタカーを利用されたら如何ですか。ヨーロッパドライブを楽しむ、なんてのもおつな物ですよ。いきなりの左ハンドル、アウトバーンが不安でしたら、フランクフルトではなくハイデルベルクで車を借り、慣れを兼ねてネッカー川沿いにハイルブロン方面に進みます。所謂、古城街道になりますが、交通量は至って少なく、心配はないでしょう。 また、このルートですとSchwäbisch Hallのような、車でなければ行けないような木組みの家で名高い村を通ってローテンブルクに行く事ができます。この町は、紅山雪夫 著 「ドイツものしり紀行」(新潮文庫)のなかで是非寄って頂きたい町として紹介されております。この本の一読もお薦めします。 http://www.meinestadt.de/schwaebisch-hall/tourismus/pix?id=45694 更にノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会、リンダーホーフ城といった交通の便の良くないところも次々と回って行くこともできます。 また、変わったところでは、ドイツの古い木、などを訪れる事もできます。 http://www.alter-baum.de/bayern/baeume-bayern.html 小生はこの中でPondorf: Bavaria-Bucheを見に行きました。車でレーゲンスブルク方面へ向かわれるのでしたら途中で立ち寄れます。某社のコマーシャルにあるようなハワイにある巨木を期待されると苦しいのですが・・・。 車ですと予定や滞在時間の変更が自由自在になりますが、急に、ザルツブルグを経てザルツカンマーグートをドライブしたくなったとしても可能でしょう。この地方のドライブはそれだけでレフレッシュが可能です。途中、シャフベルクで「サウンド・オブ・ミュージック」に出てきたSLで頂上まで行けば、映画の主人公になった気分も味わえるでしょう。パリを諦めればウイーンまで行ってくることだって可能です。 また、車で田舎道を進めば、あちらの畑には信じられないくらい石ころが多く、河原と言ってもあながちオーバーではないものがあることも知る事ができます。これで、トウモロコシがぐんぐん育つのですからビックリです。 ミュンヘンは確かに芸術の香りの高い巨大な村の様相も備えています。ここのドイツ博物館をはじめ、州立歌劇場やガスタイク、有名な美術館も目白押しですが、これらの文化にそれほど興味がなく、しかしドイツらしさを味わうのだったらやはり、地方の都市でしょう。田舎の美しさはやはり格別です。レーゲンスブルクの橋のたもとで、著名なソーセージをパクついたりする方が楽しいかもしれません。 ミュンヘンでは空中に舞うポプラの綿毛が非常に印象的でしたが、5月ではまだ残念ながら味わえないかもしれませんね。 聞かれもしないのに勝手に度を越し、興味本位にかき回して書いてしまい、呆れられてかもしれませんが、最後に、ドイツの文房具にはとても便利で且つ素敵な小物が結構ありますよ。ミュンヘンの文房具のデパートKaut Bringerも覗いてね。また、可能ならひなびた教会でのオルガンコンサートもお忘れなく。これこそヨーロッパだと思われる方も多いです。無料のコンサートも多いです。ミュンヘンにはかつてバッハの演奏で一世を風びしたカール・リヒターが勤めていたマルクス教会(St.Markus)もあります。ピナコテク美術館の南東、極近所です。 http://www.muenchner.de/musiknacht2000/west/west_markuskirche.htm http://www.hot-maps.de/europe/germany/bavaria/munich/homede.html