ヤギの乳のチーズ(chevre)は中まで白いですね 臭いがきついと書いたのは、口に含んだときの臭いで、チーズをテーブルの上に置いておいたら部屋の中がチーズくさくなってたまらないというものではありません。 製法によるのかも知れませんが、においのきつさは差があるかも知れません。口に含んだときのにおいは香りとか風味というのかも知れませんが、香りなどという語を使いたくない感じです。 chevreの形は、フランスでは、直径5cm、長さ20cmぐらいの丸棒のような形をしているか、カマンベールのような形でカマンベールの小さい形よりもう少し直径が小さいか、のようなものがあり、どちらかをを選んでいます。ほかにもあるようです。 フランス人は、牛乳のチーズより、chevreの方が健康にいいと思っているらしいです。 ウオッシュチーズでは(チーズの製法等は詳しくありません)、フランスのチーズで言うと、livarot(リヴァロ)なんかはにおいがきついという表現に合っていると思います。 かつて、フランスの家庭に泊めてもらったとき、「livarotを買って日本に持って帰りたい」といったら、家の人が、「えっ、あんなもの持って帰るの?」という人もいれば、「まあ、いいじゃないか」という家族もいて、そこの家族ではあまり食べていなかったです。(あるレストランで出たので、チーズの名前を聞いて、覚えて帰った。) 買うとすぐそこの奥さんが、「においがきついからサランラップで何重にもくるんで、スーツケースの中がくさくならないようにしておいたから。」といって、持ち帰れるようにして冷蔵庫に入れていてくれました。 しかし、日本に帰ったときには、スーツケースの中はチーズのにおいが充満していたし、少しずつ食べるので、全部食べ切るまで、冷蔵庫の中はチーズのにおいが充満していました。部屋に出しておくと、その辺り全体がそのチーズのにおいがしているような感じでした。ちょっと腐ったような感じのにおいです。食べると、けっこうおいしかったです。