では予防線を 必ず、鉄道パスが有効か否かが問題となります。 大昔なら、そう言っておけば済んだのかも 知れませんが、時代は確実に変化しています。 その時代しか知らない人にとっては、高速鉄道の 普及と早期購入割引、LCCがFSCを駆逐しようとしていて、 今、浮沈の鍵を他人に握られている(自社再生はもはや 不可能)アリタリアなども、今回の破綻はその影響を 確実に受けていること、従来、長距離バスがほとんど なかった国でも規制緩和により、格安のバスが普及し、 爆発的に客を獲得しているなどは、理解できないの も仕方ないことです。 要するに、移動の選択肢は複数あることが多いのです。 パスに関しては、その利点と欠点を良く学ぶべきなのですが、 これをきちんと理解するには、他の交通手段の存在と料金体系、 割引システムを知る必要があります。しかし、現地での移動経験が ないと、恐らく真の理解は難しいと思います。大学生なら、参考書だけ では、理解が難しいことは経験しているはず。学問が一朝一夕には 成し遂げ慣れないようなものと本質的には変わりません。 それでも、一度、これに目を通すのは価値あるこだと確信します。 www.seat61.com A guide to European railpasses How to use a Eurail pass 特に読んで欲しいのが、 Eurail pass versus point-to-point tickets - read this before buying a pass! How to use a Eurail pass - how passes work & when you need reservations How to make reservations to go with your pass Other useful passes - Swiss Pass, Germany, Spain & Balkan passes. Country-by-country Eurail trains & reservation fees guide: Which trains does Eurail cover in each country, when are reservations needed & how much are they? 後は、宿の予約で、これも古~いガイドブックには、 「現地のインフォメーションで探すのが常套手段」とか 「飛び込みで交渉」とかありますが、実際には、本の価値が なくなっているので、売られていることはまずないと思います。 その代わり、21世紀でもそれを主張する人は生息しているのは事実。 また、21世紀では、宿も決めずに放浪できるって、実は凄く贅沢な なこと(きちんと早めに計画し、その通りに行動すればかなり 経費削減できる)なので、金銭的にも時間的にも余裕があるのなら、 やっても構わないでしょう。しかし、現役大学生ではまず無理でしょう。 学業が本分ですので。 昔は、精々FAXで予約を入れることくらいしかできなかったのが、 今や個人経営や格安宿でもオンラインでの予約が可能です。 宿側も座していつ来るかわからない客を待つよりも、なんらかの 方法で情報を発信し、宿の良さを訴えて主体的に選んでくれる 客を求めます。ですから、良い宿は当日の夜までには、情報を 持っている客に先を越されていることがほとんどなのです。 しかも、事前購入で安く泊まれる。誰も泊まらないような宿だけが 残っているのが現実だったりします。 また、情報を持ってないと、9月以降は見本市、国際会議等で、 街の宿と言う宿が埋まっているのに、夜遅く辿りついたりも します。事前予約をしておけば、少なくとも、「何かあるな」程度は わかるので、そのような危険性は低くなります。 後は、今の大学生は英語以外の言語を学ぶ環境には恵まれているので、 すでに学んだ言語の圏に行く予定があれば、さらに磨きを掛ける。 まだ学んでいなければ今からでも学習を始める。ロマンス語なら、 はじめてでも既習の言語からは入りやすいし、英語を学び直すだけ でも効果はあります。 大学生なので、英語はできて当たり前ですが、他の言語も できるようになると、何よりも行動範囲が広がります。 気軽に道行く人に話しかけ聞くことができる。 これらが、一般論または総論で、その後各論に入るのでしょう。
Re:その後各論に入るのでしょう。 各論に入ります(笑) 難しいことは抜きにして。 飯が食えて、酒が飲めて、目的地に行って、屋根のあるところで眠れて、無事帰国できれば「成功」なのです。 無理をしたり、犯罪に巻き込まれず、ケガをしないように、死なないように行ってきてください。 成功を祈る!