Re: 「ウラル語のはなし」 こんばんは、私も興味を持ちまして、図書館で借りて少しずつ読んでいるところです。 アルタイ語族が草原の民の言葉だとしたら、ウラル語族は森林の民の言葉なのかなと思います。 両者関連性がないのですね。いまだにネット上ではウラル=アルタイ語族などという言葉がよく出てきていますが。 ハンガリー語とフィンランド語とエストニア語以外はなじみのない言語ばかりで、たまにシベリアのドキュメンタリー番組などで見かける程度です。 そいういえばこの板にはハンガリー在住の方もたまに書き込んでおられましたね。最近お見かけしませんが、もしあのトピとこちらを見ておられたら、ご意見をお伺いしたいところです。 アフリカーンス語!私の知り合いにオランダ語とインドネシア語堪能な人がいるのですが(ついでに英語も・・羨ましいほどの語学能力)、その人によれば、アフリカーンスはある程度理解できるとか。英蘭が基本だし、文法がかなり簡略化されているのだそうです。 孤立した欧州語というと、私はグルジア語を思い浮かべます。あの不思議な文字にあこがれます。
Re:Re: 「ウラル語のはなし」 Maledettaさん、こんにちは。 白水社のニューエクスプレスのシリーズに「ヨーロッパのおもしろ言語」という番外編(?)みたいなのがあり、アブハズ語、エストニア語、ソルブ語、フリジア語、ルクセンブルク語、プロヴァンス語(オック語)、バスク語、フェロー語、ロマニ語、が取り上げられています。 このうち、ソルブ語はザクセンの方に行ったときに、実際に駅名がドイツ語と併用されていて、少数民族の言葉を駅名に書いているようなところがドイツにもあるんだ、とびっくりしたことがあります。プロヴァンス語も見た目は仏語とは全く違っていて、こんな言葉が本当にはなされているのか・・・と(見聞きしたことはないですが)これもびっくりです。 この辺は奥が深い(?)のできりがないとは思いますが、行ったら実際に見聞きしてみたいですね。・・・・
おもしろ少数言語 高島たいら様、またまたこんばんは。 語学マニアがつい食いついてしまう話、ありがとうございます。 はい、そのシリーズは私も知っています。本になっているということは、各言語の専門家がおられるということなので、驚嘆してしまいます。 ソルブ語は確かドイツ内のスラヴ語系言語ですね。恐らく戦時中苦労した人達なのではと思います。 プロヴァンス語は、私のようなイタリア語学修者にはフランス語よりも近しく思えます。恐らく真面目に勉強すれば習得が早いに違いないと思うのですが、今のところその気になっていません。 一昨年、イタリアの北東端にあるフリウーリ地方を旅行したとき、耳慣れない言語と出会いました。フリウーリ語という少数言語だそうです。その地域では、イタリア語とフリウーリ語が駅などでは並記されていましたし、博物館の説明文も同様でした。気になって人々の会話を聞き取ろうとしましたが、一言も分かりませんでした。書いてある文章も殆ど理解できません。一応ラテン系言語であることは確かなのですが、イタリア語とはかなり違いました。お隣のアルト・アディジェ地方ではラディノ語というこれまたラテン系少数言語が話されています。 多数派言語に浸食されず、こういう少数言語がまだ残っているのが面白いです。 ということで、話は尽きないのですが、このあたりで・・。
ハンガリー語 草原の民と森林の民ですか,なるほど~。 「ウラル=アルタイ語族」伝説は根強いですね(笑)。 ハンガリー語はフィンランド語と文法的特徴や語彙の音韻対応も多いのですが,言語学レベルなので同源の語と言われても見かけはだいぶ違うことも多く,フィンランド語とハンガリー語では全く意思の疎通はできません。分岐したのは約5千年前のようですね。 でも,ハンガリー語は文法的にはフィンランド語より日本人になじみやすそうなので勉強してみたいとは思っています。
ハンガリー語というのはポチ(英語でふんだん生活している)には 何か字面がおどろおどろしく見えます。 なにかメフィーストとかの呪文のような感じに見えた(ハンガリーの看板とかが)。