Re: アルボルズ越えの道

写真で道路状況がわかりました。ありがとうございます。カスピ海沿いの道は、簡易舗装のようですが、路面状況が良いと、往来する車がスピードを出します。荒れていたほうが、自転車も大変ですが、車もスピードを出さないので安心です。往来する車には、十分に注意して、伴走のバスとトラックの間を集団で走行するなど、安全第一に工夫します。また、ラムサールのホテルや美術館の情報を教えていただき、ありがとうございます。とても楽しみです。夢が膨らみます。ルートは、近いうちにホームページhttp://www.geocities.jp/silkroad_tanken/
で発表します。お気づきの点がありましたら教えてください。シルクロード雑学大学主宰長澤法隆より。

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1件のコメント

  • 「鉄門」はありましたか?

    長澤さんは、西安からローマ目指して自転車でシルクロードの踏破をされていること、ホームページで拝見しました。
    ところでイランではタブリーズを目的地にコースを設定されているご様子ですが、15世紀のスペインのカスティリヤ王国の使節クラヴィホが著したという「チムール帝国紀行」には、当時のルートでタブリーズ-スルタニーヤー-テヘランという道をたどったことが書かれています。
    また、同じ書に、サマルカンドに入る前に「鉄門」を見たこともあります。テルメスの近くらしいのですが、記述によると自然の切通のように思われます。長澤さんはサマルカンドにも行かれているとのこと、この「鉄門」を実際にご覧になったか写真などを見たことはありませんか?

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    シルクロードにある「鉄門」、サマルカンドの南

    「鉄門」へは、まだ行っていません。行きたいですね。約1600年前にシルクロードを旅した玄奘三蔵は『大唐西域記』に「鉄門」があることを記録しています。早稲田大学名誉教授長澤和俊氏の『三蔵法師の歩いた道』(青春出版社 Play BOOKS)の83ページから84ページにかけて記述があります。サマルカンドの南にあるシャフリ・ザブズから東へ、ブザルの南東へ。すると道の両側に「鉄門」との看板があるそうです。「実際の鉄門は、自動車道路の東側を流れるシュラップサイ川の峡谷で、長さ約3キロの岩の回廊の南側にある」と『三蔵法師の道研究会』の調査を紹介しています。長澤和俊氏は、現場に立っていません。
    サマルカンドの南にあるテルメズ。ここで加藤九祚氏が発掘をしています。その途中に鉄門の看板があるようです。来年には、加藤先生の発掘をボランティアで発掘に行き、その途中で「鉄門」を見ようと思います。鉄門の写真を撮りましたらhttp://www.geocities.jp/silkroad_tanken/に掲載します。楽しみにしてください。シルクロード雑学大学主宰長澤法隆。