賄賂の国々。 私達は、アフリカも10回、31カ国を旅行しましたが、今回初めて中央部アフリカを旅行して、この辺りが特に遅れた国と実感しました。 国内旅行でも、パスポートの持参が必要です。 道路の途中に検問所が有って、ランダムに車を止めて・・・ 特に驚いたのは、 1、カメルーンでDoualaからYoundeまで片道約300kmをタクシで行きましたが、途中で、検問前にタクシの表示をグリースのようなもので消していました。(Douala-Limbeへ行った時も同様でした。) 事前に地元警察で許可書を発行して貰う必要が有ります。 当初の出発予定日が雨だったので、繰り延べしたこともあって、許可書の日が異なり、この訂正に印紙の購入~許可まで3か所もあちこち行かねばならず、この嫌がらせは、賄賂要求でした。 2、Douala-Limbe間約75kmで仏語から英語に変わります。看板も勿論変わるほどですが、殆どの人はその地から出ないので使い分ける必要が無いのか、1カ国語しか話せません。 この75km間でも通行許可が必要でした。 帰りには、往きに要求の無かったパスポートの要求が有って、この時は持参していなかったので、それに付け込み持っていないと何度言っても要求するので、入国管理事務所に問い合わせを要求するか若しくはLe Meidien Doualaホテルへ行けばあると言って、同じことを繰り返した。 賄賂のことは分かっていたのですが、時間を掛けて、相手をじらし続けて諦めさせました。 3、赤道ギニアのBioko島をタクシで1周しました。 運転手は私達を乗せて、まず、ガソリンを入れ、自分の家に戻り着替えしてからの出発でした。 途中検問所が有って、予め用意したパスポートを示しました。この時は目的を聞かれたので観光と言うと観光の意味が分からない。(ガボン、リーブルビルでVISA取得時も大使館員、大使との面接時にもsightseeingと言う言葉は通じませんでした。) 仕方なく、地図を見せて1周することを説明しました。でも、何故地図を持っているのか?どこで手に入れたか? インターネットで簡単に手に入るA4版の簡単な地図でしたが、そのことを説明しても理解しない。 余りにも車の中が暑かったので外に出ると機関銃の位置を変えたり、引き金に手を置いたり、一種の威嚇的な行動もしていました。 ちらっと賄賂の額7,000FCFA=¥1,150程度を言っていたようですが無視しました。 警官は、イライラしていて、滅多に通らない車が通るたびに私が出した地図について尋ね、時々私達との間の通訳として中立ちさせることもありましたが、同じことを尋ねられ、同じ返答をするだけでした。 約30分も経過した頃、警官は上司に電話して上司の意見を聞いていました。上司とも電話で事情を話して、その内上司が現場にやってきて近くの村、Riabaの役場へ出頭するように言って去りました。 Riabaの役場を探して行きましたがこの日は土曜日で閉っていたのでそのまま島1周へと続けました。 この島ではこの場所と反対の位置(Luba)にも検問所が有りました。でも、何故か通過できました。 でも、余り人気のない所で有れば、抵抗したとか、逃げようとしたと言う理由を付けて撃ち殺されても文句の言いようが無いかも?
お帰りなさい。 アフリカですね。 うーん。それでも楽しかったですか?とあえて伺います。 カメールーンは、私どもの行きたい国のリストにあるのですが、行きださないままです。 Limbeに行った人に一昨日出会いました。有名な庭があるとかで、庭や植物をを専門とするヨーロッ人には、あこがれの場所と言われるほどだそうですが、行かれましたか? レストランからホテルまでの300mの間に強盗に襲われた話もついてきました。 事前のホテル予約も大変だったようですが、全て問題なく無事予約がはいっていましたか?ご希望通りの内容でしたか? 当方、来年2ヶ月間、ケニア、タンザニアの友人訪問を予定していますが、ウガンダにも立ち寄ろうか、どうしようかと思案中。 まずは10月から日本滞在で、11月には日本の東北旅行を実行します。
暫くアフリカ旅行は・・・ Terra Africaさん、こんばんは。 被害に遭うこともなく無事帰国できて良かったです。 貴方様のように時間が有ると良いのですが、私達のように2週間余りでは、アフリカは旅行計画をしても無駄になることが多く、思ったように旅行できませんね。 この旅行で暫くアフリカ旅行は中断したいと思っています。 (まだ行ってみたい所は、スーダン、エリトリア、コモロ、アンゴラ、両コンゴ、チャド、ニジェール、リビア、アルジェリア等多く残っているのでいつか再開するかも?) 以前、西アフリカ旅行で二度とアフリカへは行くまいと思ってから、再開したように再度アフリカへ戻るかも? カメルーンですが、当初の計画では3泊でしたが、サントメへ行けなくなって急遽旅程を変更して6泊にしました。 Limbeには動物園と植物園がありました。 動物園にはマンドリルが50~60匹も飼われていて、世界でもこれだけの数の動物園は少ないと思います。勿論、ローランドゴリラもいましたが、飼育数が思ったより少なく、7~8匹程度でした。 その他猿や爬虫類、陸ガメ等僅かですがいましたが、大型の象、サイ、カバや猛獣類が全くいません。 園内に川が流れていて、川向こうにも猿がいましたが、橋を閉鎖していてアクセスできませんでした。 植物園ですが、大きな木が目立ちますが、この時期、花が少なく余り見る個所もありませんでした。 レストランですが、良いレストランが無く、魚料理を主体にした10数軒の店がある食堂(Down Beach Fish)で多くの現地人が食べていましたが、魚は殆ど同じ種類(バラクーダやタイ、イカ、小さな海老等)のもので、Zanzibarのような出店的ですがぐっと規模の小さなものでした。 Limbeはリゾート地なので良いホテルが有ると思っていましたが、雨が降っていて散策する気になれなかったので探しませんでした。 Doualaでは良いホテルが無く、当初、Ibis Doualaへ入りましたが、部屋が狭く、窮屈だったので、入ったその日からホテル探しをしました。 ホテルはIbis Doualaと決めていたので、他のホテルを全く知らず、タクシ運転手任せで良いホテルを探しました。 外観は良いホテルでも、内部が暗かったり、街中で騒々しかったり、・・・結局、旧市街に近いLe Meridien Doualaにしました。 ここも高く、予算オーバでした。以前貴方様からお聞きしていたので値段交渉で大分下がりましたが、130,000FCFA=EUR198でした。 ホテルですが、赤道ギニアは特に酷かったです。 メールや郵便等全て無視されていました。 良いホテルはSofitelしかなく、私達には敷居が高かったです。(値段交渉してもEUR500以上の部屋で無いと割引しないとのことでした。) 結局、Hotel Tropicanaに宿泊しましたが、旧館と新館が有って旧館は115,000FCFA=EUR175、新館は130,000FCFAでHPで見たUS$150とはかけ離れていました。 新館はまだ完成していない状態で入室させるほど大盛況です。 両替ですが、ホテルで両替することが殆どでしたが、 1EUR=655.95FCFA固定相場ですが、1£=600FCFA、1US$=400~463FCFA、1SF(スイス)=350FCFA、1C$(カナダ)=300FCFA等、EUR以外の外貨で両替する場合は非常にレートが悪く、持参したUS$や¥は全く使用しませんでした。 また、赤道ギニアではSofitelですらカードは駄目でしたので、EURのCashが残り少なくSofitelに泊まることも出来ませんでした。