レポート
  • 女性
  • 50代
  • 元県庁職員
  • 香川県
  • 英検2級、ロシア語教員免許、ドイツ語4級

ヨルダンのアカバの港 その2

公開日 : 2024年12月07日
最終更新 :

初めて乗ったとき、ヌエバア港を昼過ぎに出航し、夜8時過ぎに、アカバ港に着いた。
ヨルダンの入国審査、税関を済ませ、外へ出ると、タクシーらしい車、迎えの車が、わんさかいた。
私は、そのうちの1台のタクシーの運転手と英語で交渉し、行先、料金を取り決めた。
スーツケースを後ろの荷物入れに入れ、私自身も、後部座席に入って、座った。
タクシーが走り出すと、運転手が、英語で、
「じゃあ、〇〇ディナールな」
と自分が主張していた料金を口にした。
私は、怒って、英語で、
「△△ディナール!」
と叫んだ。
さっき、時間をかけて、取り決めたじゃないか!
「じゃあ、降りろ」
と運転手は、英語で言って、タクシーを停めた。
私は、怒って、タクシーを降り、スーツケースも降ろした。
もう、タクシーは、残っていなかった。
フェリーを降りた人たちは、次々と、迎えの車に乗って、去って行った。
気が付くと、私ひとりが、真っ暗な港、イミグレーションの建物の外に立っていた。
私は、朝まで、そこで過ごすことにした。
アラブは、治安がいいから、大丈夫だろう。
夜は、長かったが、どうしようもなかった。
朝、明るくなってから、大きな道がある方へ、スーツケースを引きずって、上がって行った。
手を上げて、走っている車を止め、行先、料金を、英語で交渉した。
(日本では、白タクは、禁止だが、ヨルダンでは、OK)
車は、私が言った所とは、少し違う所に止まった。
私は、ガイドブックの地図を見ながら、歩いて、ホテルへ向かった。

アラブ人の性格は、アジア人の性格と、根本的に違う。
実際に経験しないと、わからないだろう。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント