Re: もちろん >パスを入手する手続きがそれほど難しいものでなければ >なんで出稼ぎにいく人はそっちを選ばないのでしょうかね、 バスや証明証で正規に出稼ぎが認められていないのだと思います。その場合は逆にパスを使うと出入国記録が残って、やっかいなんじゃないですか。 別なケースはミャンマーは反政府系だとパスや証明を取れない人も多いんじゃないですかね。その手の密入国者もけっこういますよ。 不法就労に関しては抜け道が多く、タイ政府も苦労してるんじゃいですか。日本人のビザランでの就労も90日ルールを作ったり、酒国航空券のチェックしてみたり、今度は陸路15日にしたりとたいへんです。
不法就労する側の立場に立つと・・・ まあ、「仮に」ですが 不法就労する人の立場に立ってみます。 不法就労というのは 働いているということを自分で言わない限りあまりバレないと思います。 そもそも、働き場所があったとしても 雇用している側も不法と知っていて雇うわけですから 雇う側も記録を残していないでしょう。 また、道端でモノを売るような商売であっても 「現場」を抑えられたり「商品」をチェックされたりする危険もありますが どちらかというと「バレ」て困る、またバレやすいのは、 「不法入国」のほうの気がします。 つまり、パスポートもしくはパスを持っていないとか イミグレをちゃんと通っていなことがわかれば即アウトです。 いまその国で不法に働いている事実だとか、これから働くかどうかなどに関しては チェックポイントではなかなか審査しにくい事柄かと。 不法就労する側からいえば、 これからどこかに潜り込んで働くつもりであっても 「知り合いを訪ねる」とでも言えばいいでしょう。 つまり、仮に不法就労をするつもりであっても、 そのことがバレなければ「不法就労」はできてしまうんではないかと。 もちろん、パスがあろうとなかろうと就労自体は違法です。 ただし、リスクが高いのは、 「合法入国状態+不法就労」と、「不法入国状態+不法就労」とを比べたら、 明らかに後者のほうかと。 国境付近で働いているラオス人・ビルマ人たちなど 前者のようなケースももしかしたら多いんでは?という気がします。 パスの期限が近づいたらいったん自国へ戻る。 もしくは自国から毎日国境を超えて「仕事場」に通う人もいるかもしれない。 もちろん、中にはもっとリスクの高い、 後者のようなケースの人もいるでしょうが・・・。 結局、取り締まるほうも、 「不法就労」よりも「不法入国」や「不法滞在」のほうが取り締まりやすい。 これは日本でも同様です。 「不法就労」は現場を押さえなくてはならない。 それ以外に雇用されている事実を証明することは難しい。 「不法入国」および「不法滞在」の取り締まりのほうから囲い込んでいって 結果的に「不法就労」を取り締まる、これは様々な国で行なわれている手法です。 しかし、パスはそのなかの抜け道になりえるものなのかもしれません。
国境周辺の事情 混乱しているようですので、少し整理されるといいですよ。 パスの話ですのでそれに絞りますね。 パスは地域・機関が限定されています。ですからその地域、期間を守る場合場合にはK28さんのいうことは当てはまりますが、多くの密入国者はその先で働きます。チャンマイやバンコクなど。 ボーダーパスはそんなに限定した人だけのものではないようですよ。メーソットでは年間10万人以上が1日のボーダーパスでタイ側の病院にかかっているとの事です。検索で調べてみたのですが、私がみたのと同じくチョンメックボーダーを超える人間はラオス人が多く、それは皆ボーダーパスだそうです。メーサイでは1万人がパスを取る為に殺到したりするようです。 これはタイ政府の国境付近のタイ貧困地帯の開発政策が影響しているようです。タクシンの基盤は東北タイ・北タイでしたから。 またミャンマーからの密入国者が特に問題で定住させる為に追認で労働許可を与えているようです。 この機会に少し検索してみたのですが、参考になるサイトがあったのでどうぞ。AtoAさんが書かれていた、チェンコン郊外の第3フレンドシップブリッジについても記述があります。 【メコン地域開発研究・動き出す国境経済圏】 http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Report/pdf/2007_04_23_03.pdf