<5日目> 5/8(日) ウィーン泊:その壱 ・ザッハトルテ@ホテルザッハー 折角ザッハトルテの本場に来たのだから、1つでも多くケーキを食べたいと思った。 幸いカフェはわりと早くオープンするので、美術館に行く前にまずザッハトルテを 食べに行く事にした。 ホテルザッハーには、左側にも右側にも飲食店らしき入口がある。 果たしてどちらで食べられるのかわからなかったが、とりあえずショーウインドウが あり、観光客が出入りしている右手の店の入口から入った。 ウィーンのカフェは勝手に席に着いてよいというのを知らなかったので、 しばしぼーっと待った後、カウンターの人に声をかけるも、反応が冷たい。 とりあえず、好きな席に座ってよさそうだと思われたので、空いていた席に 座って待つと、ちゃんとギャルソンが来てくれた。 が、まだメニューをろくに読み終わらないうちに注文を取りに来るので焦ったが、 まあ、向こうも客の目当てくらいわかっているので、ザッハートルテでしょ、と 注文完了。 で、来た。こんもりと盛られたホイップクリームとザッハートルテが。 甘~~いケーキを甘くないホイップクリームで中和するからいいんだ、と 聞かされていたが、それでも甘い。 しかも、飲み物も、名前にザッハーが入っていたというだけでウインナー珈琲の 様なものを頼んでしまい、甘さ倍増。 ちなみにこの珈琲、生クリームの上からグラスに入ったチョコレートソースを かけるのだが、甘いと思って砂糖を入れずに(=スプーンでかき混ぜずに) 飲んだら、底にお酒が滞留していた。 飲み終わる頃にどかっとくるアルコールは、きつかった。 ・・・敗北。 あまりの重さに昼食を取らなかったが、昼過ぎて尚、胃は重いままだった。 ・ MUMOK とりあえず、ホテルザッハーとデメルで本番のザッハートルテを味わう!と いうべたなミッションのうち1つを達成したので、次の目的地、MUMOKへ向かう。 この美術館は残念ながら撮影不可であった。なんだかよくわからない展覧会を やっていたが、とりあえず、下から上まで一通りさっと流す。足を止めるのは 20世紀美術あたりである。 明るくて広々とした館内はなかなか観やすくていい。 どんな作品を所蔵しているのか一度来てみたいと思っていた美術館に来る事が出来、 満足してすぐご近所さんの美術史博物館に向かう。 ・美術史博物館 美術史博物館と自然史博物館、よく似たどでかい建築物が向き合う様は迫力がある。 写真を撮った後、中に入った。残念ながら入場券はカード不可の様だったが、 お札を出すとおつりが返ってきた。どうも、学生と思われたらしい。混んでたので いちいち確認しなかったんだと思われる。 そして美術館の中へ踏み出すと、重厚かつ華麗な空間に圧倒される。あまりの豪華さ、 見事さに見とれるばかりで、クリムト作の壁画をそれとは気づかず見過ごして しまった。 とりあえず日本語のパンフを購入したが、これを見てもガイドブックの地図を 見ても、なんだか部屋の位置がよくわからなかった (自分がわからなかっただけで、わかる人はわかると思われる)。 適当な部屋から入ったが、すぐにブリューゲルのコーナーに当たった。 ああ、やはりすごい。「雪中の狩人」に「バベルの塔」、「子供の遊び」まである。 ブリューゲルを観るならばウィーンで、という評判通りだ、と感心する。 充実のコレクションを一度観てみたいという願いが叶い、しばし独特の世界に浸る。
美術史美術館にて 美術史美術館のクリムトの壁画は私も気がつかなくて、あとで愕然としました。 よほど気を付けておかないと、意外と見過ごしてしまうもののようですね。 ブリューゲルのコレクションはほんと、よかったですね。 私は評判は知らなかったのですが、解りましたよ。 ブリューゲルって、こんな絵を描いていたのかと関心してしまいました。 面白いんですよね。 個人的にはクラナハの絵に対面出来てよかったです。 ガイドブックは、まず、一階の入って右側にあるショップで、高いけれどもこの分厚い図録しかないと購入を決め、 そして帰りに寄ったのだけど、まだ閉館時間前なのにもう入れなかったのです。 すごく心残り。 2階にもショップがあって、ここでは買物しましたけどね。 いくつかのブリューゲルの絵が表れる四角いキュービックみたいなものとか。
クリムト云々以前に、たいした内装でした 自分は、ガイドブックというより、館内図程度の日本語パンフレット (といっても一枚の紙を折りたたんだ程度のもの)を購入しました。 (ショップではなくて、2階にあがる階段の右脇の売場にて。) しかし、コレクションが豊か過ぎるのも、見るのが追いつかなくて、大変ですよね。