例えが悪い

列車の「早割（Saving fares)」をスーパーなどの商品に例えるのは土台無理な話だと思う。だが敢えて云うなら早割はその日の「目玉商品」という方がまだしもまし。早い者勝ちで時間が経てば無くなるのも似ている。


早割に似た商品をというなら飛行機のペックスが該当するのかな。ＩＡＴＡの普通運賃など滅多に売れないらしくて
多くの旅行者はペックスか団体運賃で乗るらしいが、それと同じで早割を使う旅行者は多いのでないか。

もちろんパスや当日券を一概に否定するものではなく、しかし早割もまた欠陥商品のごとく言われる筋合いはないというごく当たり前の話。

「目玉商品」とは

良品が破格で買えるとか、普段なら手に入らないプレミアム品が買えると言ったことだよ。

制限だらけの商品なんて安くて当たり前、目玉な訳ないじゃん。

早割のリスク？

早割にリスクが有るでしょうか？
10回に1回乗り遅れたとしても
普通にチケットを買えば目的地に行けますし、
10回に1回普通にチケットを買ったとしても
トータルで見るとPASSより早割が安くなると思います。

またPASSにもリスクは有ります。
例えばジャーマンレイルPASSでプラハヘのDBバスは
事前にネットで座席予約ができません（現在はどうなのでしょう）。
ドイツの窓口で聞いたら、混んでいてプラハからのミュンヘン又は
ニュルンベルクへの席は希望日翌日夜まで無いと言われ、
民間バスも同様で、移動時間も長い列車の高いチケットを買いました。
このDBバスはPASSとは別に早割で押さえておくべきでした。

スレ主のnapohinaさんは経由地の台北で街へ出るとおっしゃっています。
それから比べれば早割のリスクなどは微々たるもので、
乗遅れが有ったとしても問題無く対応可能かと思います。

補足しますが、早割で列車遅延の為に乗継が出来なかった場合は、
駅窓口で次の列車に振り替えてもらえます。
大きな遅延が出ている場合は「この列車のチケットをレスキューします」
というアナウンスが事前に駅で流れることも有ります。
私は誰から教わる事もなく列車遅延で乗継失敗の際は駅窓口へ行きました。

早割のリスクは常識

「それも知らずに早割を利用してる人の何と多いことか」「ぼっ―と生きてるんじゃねーよ」とチコちゃんに叱れますよ。
あらゆる早割は利益を確定させるために、列車でいえば、予約率70％なら30％分は空気を運ぶよりいいと、安く前売りするものです。そんな先の予定はつかないから変更者続出で2重払いや追加料金も見込めます。

安いけど紙屑になるか、高い変更料をとられリスクは当然あります。
リスクがなければ、誰も普通乗車券を買いませんよ。

＞早割で列車遅延の為に乗継が出来なかった場合は、
駅窓口で次の列車に振り替えてもらえます。

理論上はね。でも、要予約の国では次の列車もその次の列車も満席で結局翌朝のになりましたよ。
飛行機の遅れで予定の早割に乗れなかった例は日常茶飯事。

＞10回に1回普通にチケットを買ったとしても
トータルで見るとPASSより早割が安くなると思います

9回はまったく変更のできない不自由な旅をされてるわけですね。雨でもアルプスを歩く、たいてい旅程は遅れるので行きたい所に行けずにので後ろ髪を引かれる思いで早割列車に乗らざるを得なくなる。体調が悪くても。
旅では状況により変更できる自由が一番たいせつなのです。
パスならだけの移動の自由が100％保証されますから、安さだけの早割なんかとは比較できないんですよ。

＞例えばジャーマンレイルPASSでプラハヘのDBバスは
事前にネットで座席予約ができません（現在はどうなのでしょう）。
ドイツの窓口で聞いたら、混んでいてプラハからのミュンヘン又は
ニュルンベルクへの席は希望日翌日夜まで無いと言われ、
民間バスも同様で、移動時間も長い列車の高いチケットを買いました。

作り話ですね（笑）。
ジャーマンレイルパスがあるのに「列車の高いチケットを買いました」なんてありえません。
そういう場合は列車で行けばいいんですよ。所要時間もそうたいして変わらないし。