ブリュッセル乗り継ぎ 入国について

「入国」にはなりませんね。

こんにちは。

2023年1月に、クロアチアはシェンゲン協定に加盟し、通貨もユーロに変わりました。したがって、ザグレブからブリュツセルに到着しても、入国審査はありませんから、乗り継ぎ時間内に観光しようが何をしようが自由です。
ただ、ザグレブから成田まで通しのチケットであれば、「PCR検査」の「72時間前」の起点は、ザグレブの出発時刻ですが、別切りでザグレブ⇒ブリュツセルであれば、起点時刻は、ブリュツセルからの帰国便の出発時刻になりますので、再検査の必要はありませんが、ザグレブでの検査時間には注意が必要だと思います。

JORGEさんのおっしゃる通り、夏には多分不要になるとは思いますが。

不要なのと制度自体がなくなる可能性大

まず、今のままだとしても、帰国便に乗る最初の空港でエアラインが搭乗客の証明書を確認することになります。よほど複雑なことでもしない限り、乗り継ぎがあっても、最初の空港です。もちろん、乗り継ぎ場が欧州でも中東でもアジアでも同じです。ただし、別切り航空券は別です。特にLCCでも絡めば、確実に乗り継ぎ国で確認が必要となるでしょう。昨年の夏までは、この手のトラブルが多発しました。本来は色々なケースがあり得るのに、厚労省のQ＆Aではそこまで踏み込んでいなかったのも一因。上記ケースなら、ZAGでのフライト発の72時間前です。

しかし、現行制度は、遅くても連休終了までなのはほぼ確実です。何故か日本政府は国際共通のSARS-CoV-2という名称を使わないので、ウイルスを特定できないと言う重要問題がありますが、日本政府の定義する新型コロナウイルス感染症は、指定感染症→新型インフルエンザ等感染症→5類相当感染症となるからです。こうなると、入国制限を課す法的根拠がなくなるのです。

入国制限に関してですが、かつてやった鎖国も陽性者なら入管法で帰国者の入国阻止は可能ですが、陰性が証明されない限りとか、ましてや感染とはほとんど関係ないワクチン証明（５回接種でも感染している事実）がないと帰国できないと言うのは、これをきちんと裏付けられる法律がないのです。前の（前かもしれない）政権は検疫法を出してきましたが、どう見ても無理のある解釈です。訴訟でも起こせば勝てたかも知れないが、恐らく国民が支持しない裁判を引き受ける弁護士も居なかったのでしょう。なお、巷では2類と言っていますが、今は完全骨抜きになっているものの、当初は場合によっては1類並みの厳しい規制もあったのです。この類型なんか、そもそも不動のものではないし、指定や新型自体が、5段階ではカバーできないものを、緊急避難的または仕方なく居場所を与えているだけなので、この際、このウイルスを特別な分類にして、実情にあい、しかも臨機応変に対処できる待遇にしておけば良いのです。時限的で良いし、そもそも柔軟性を持たせれば良いのだから。

一部に、ゼロコロナ政策の大転換と春節の民族大移動の結果、強毒性のある変異種が世界にばら撒かれるという考えがありました。この説の正偽が判明するのは数週間後でしょうが、今のところ、一気にオミクロンに対しては現時点では最強の集団免疫が形成される可能性は高そうです。仮に、初期型並みの（正しくは初期型はすぐに変異して欧州に拡大し、日本にも入ってきた）の毒性を回復してしまった変異種が出現しても、もはや世界は3年前に戻すことはできないと思います。どの国も最早余力がないし。これも、5月には現行制度が無くなっているという根拠です。致死率が強毒型トリインフルエンザなみに強毒化するか、今の卵価格高騰の一因となっている強毒型トリインフルエンザがヒトに感染するようになれば（新型コロナ同様に気道上部にも下部にも感染する型）、時の歯車を逆回転させねばならないでしょうが。まあ、そうなれば出国自体が止まるので、帰国の心配も不要となります。