ありがとうございます。 残念!、、やっぱり無いんですか。 スイスの大御所、ぼうふらおじいさんさんの情報ですから、 これはキッパリ諦めざるを得ません。 ときどきスイスに行って、切符やケーブルカーのチケットを買う時に、 「ハーフ何とかカード」を持ってるか?と聞かれます。 「有りません!」と返事をして定価で切符を買うのは、 僕等夫婦だけみたいな気がして、 ’なんかいつも損してる’、そんな感じです。 来年も、少しスイスに立ち寄ろうかと思っているのですが、 ティラーノからサンモリッツ、クール、経由でチューリッヒという旅程です。 途中でのケーブルカー類も、高所恐怖症なので、ぶら下がるものには乗りたくありません。 このルートの列車だけだと、 やっぱり利用金額も、中途半端なんですねー。(涙!) 情報、ありがとうございました。
スイスの鉄道って・・ kiyaさん 国土のほとんどが山で・・というより高地に押し込められた?民族が寄り集まって作った連邦国家ですから、もしかすると馬車などで気楽に移動できる平地の人たちへのコンプレックスがあって、鉄路移動から自動車輸送へ雪崩を打って移行していた時代にも俺んとこは貴重な平地は道路には使わない・・と考えたようです。 ましてや平地の他国民のための高速道路道路なんて最小限にしておけば良い・・(なんて考えたかどうかは別として)という政策をずうっと堅持してきました。 最近はユーロ圏政策に押されてそれでもシブシブ自動車道路の整備をしましたが、それでもこれ以上は鉄道を利用しろとスイスの誇るアルプス越えの大鉄道トンネルを次々と拡充強化にまっしぐらです。 すでにシンプロントンネル路線はその手前のVisp/Spiez 間のトンネル開通でベルン経由ミラノ間が1時間ほど短縮、さらに多分来年は新ゴッタルドトンネルが開通して、さらにその先のルガーノへ出る路線も近道のトンネルが既に計画着工しているはず。 近頃になって急に鉄道輸送に目覚めた国々が急場シノギに取り入れている<早割り>政策・・そういう意味ではユーレールパスなんていうシステムは一時絶滅に瀕した各国鉄道の細々とした延命政策でしたが、今ではこのシステムとはいささか異なる<俺んとこさえ良ければ>根性丸出しの国別早割りが大ハヤリ・・・なのでどなたかがお好きなこのシステムの魅力が日に日に減少しているシマツです。 かっての鉄路受難時代をスイスは一種の二重価格制?で切り抜けたと考えています。 基本運賃を高く設定し、自動車輸送の補完としての山地移動手段として維持するとともに利用する自国民には年間パスとしてのハーフフェアカード(確か複数年もあります・・写真添付)を一定価格で売ることで常時利用する人の負担を少なくするシステムです。 また観光立国政策を補完する各種の観光客パスを多種設定、さらに長期滞在者向けにハ-フェアカードの一ヶ月を発売しました。(実はこの一ヶ月カードは噂ではかなり以前から存在していたようですが、SBBのHPに乗る(少なくとも分かりやすい形でという意味で)ようになったのはここ4-5年ほどだと思います。 ましてや観光客用の各種パスシステム・・スイストラベルシステムに関連してチラホラ説明されるようになったのはうーん多分ここ1-2年ほど・・つまりこのカードは観光客用ではなかった・・・ということの表れでしょう。 早割り・・なんて姑息な手段ではなくて常用者割引は常に半額、必要な時だけの良いとこ取りの余所者は定額・・といういわばかなりな<島国?根性>政策が根底にあるのですからいまさら<早割り>なんて・・ということなんだろうと思っておりますがいかがでしょう。 なんとも<したたか>な根性の国とあきれながら感心しております。