口出しです。

fvttryさん

スイスの鉄道は小さな鉄道も、ほとんどのロープウエーや、ケーブルカー、バス（必ずしもポストバスだけではない）ひっくるめて共通のコンピュウタシステムを導入しているようです。

ですからジュネーブでツエルマットの登山電車の時間表も聴けば教えてくれますし、切符も買えるのです。

ここのところがヨーロッパの他の国とは大きく違うところです。従ってこの鉄道各社が連合して観光客のために作ってくれているスイストラベルシステム（１ヵ所滞在型から、連日早回りのお急がし旅行者、アチコチ周遊の気まま旅・・それぞれにあわせての優待システムなので一見複雑に見えるのです）を持っていればほとんどなんにでも対応できることになります。

これをもっている人は海外?観光客ということで交通機関の人たちが親切に対応してくれます。

多少利用の仕方に間違いがあってもそれほど険しい立場にはならないはずです。　この辺の厳しさはドイツやオーストリア（こちらの方がややましですが）に比べると天地のひらきがありますので安心して使ってみてください。

ユーレールパスについては、昔の鉄道全盛期から航空機に押されて斜陽をかこった時代に各国鉄連合がなんとか維持してきたシステムが、ここへ来てやや息を吹き返した鉄道利用にようやく元気ずいては見たものの、各国それぞれ自慢の高速車輌の顧客争奪戦のためどうもチームワークが乱れがちの様です。

小さな国でしかも道路を必要以上に増やすことなく鉄道網を維持運営してきたスイスの場合の利用システムはですから、他の国のそれとは一味も二味も違うんだ・・・というと、いささかヒイキの引き倒し・・といわれそうですが。

機能がわかれば複雑ではないですよ

　スイスカードなども入れると複雑な印象があるかもしれませんが、機能説明を読むと複雑な印象は無いです。
　旅行スタイルにあわせて選択できるようになっているのがわかります。
　なので「ここの展望台はぜひ行こう」といったことも含めた旅程を決め手から「自分にはどのパスが向いているかな？」と考えるとよいです。
　ちょっとでも安くということだと計算してみないといけないので、ここが面倒ですかね。
　でもこの点は他のパスも同様ですよね。