昔話:ウエンゲンからの車窓も、見るべし!・・ ぼうふらおじさん、こんばんわ。 >クライネシャイデック/ウエンゲン間は3月半ばはまだスキー場です。 結構な急斜面だと思いますが、やはり上級者向けなんでしょうか? 私はスキーは2度しか経験ありません。 黒姫初心者コース1日で転びるのに飽き、次男を連れて別所温泉まで・・・電車に乗っているほうが楽しいのは勿論です。 初めてのスイスのとき、グリンデルワルドからクライネシャィディックを超えて、ラウターブルンネンに下りました。 ウエンゲンに停車したとき谷底を見ると・・まっすぐな線路が見えたのです。 「ああ、あんな所に線路があるなあ・・・その先行き止まりかどうか知らんけど・・トンネルに入っているのかな?。水が流れているけど・・滝かな?」 なあんて思いつつ、谷間を這い蹲りながら下って下って・・驚愕の事実に気付きました。 すでにお気づきのように、地面に敷かれている様に見えた線路は実はミューレンへ登る・・・結構な傾斜のケーブルカーの線路だったのです。 滝も勿論シュタウフバッハ。落差欧州一・・が眼下にあったのです。 それほど、私の目のと言うか脳みその中の距離感が麻痺していたのです。 鉄道であれほどの高所から谷底を覗けるとは考えもしませんでした。 グリンデルワルトからクライネシャイディックまでの登りだけで、(アイガーを覗き見ていたため)首が痛くなり、相当満足したものの、ユングフラウ鉄道に後ろ髪引かれながら帰路に着いたもやもやは吹っ飛びました。 残念なことが二つ。 一つは谷底を写したはずの写真がピンボケ。OM-30も驚いたのでしょう。 もう一つは2000年の旅行で、同じ場所に座った・・はずが、谷側に物置か、分電盤か知りませんが、小屋が建っており谷底が見えませんでした。 線路も少し移動したのかもしれません。一期一会。 私一人感慨にふけっているとき、同行の先輩はぐっすりお休みでした・・。
Re:飛び主さんチョッとゴメンナサイ。 内蔵介どの ついついお返事を重ねます。 トビ主さんにゴメンをこうむりまして続きを・・・。 クライネシャイデックのユングフラウの反対側の山 ラウバーホルンにリフトが突き上げていますがこのテッペンからウェンゲンのひとつ上の駅・・・たぶんここの駅舎が貴兄のお楽しみの展望を邪魔した小屋?(昔は無かった記憶が・・・)ではないかと、の真下が終点のワールドカップの舞台 ウエンゲンの大回転バーンです。 もちろんそれとはべつの線路沿いの初心者向きのコースも、またけっこう急ですがそれほどでもない中級コースもあり いずれもウエンゲンの街中に滑り込めます。 どうもウエンゲンから下に滑るコースは無さそうです。 ご覧になったミューレンへのケーブルはけっこう古いものらしく垂直に上がったケーブルはウエンゲンのマ正面の斜面を横切ってミューレンへつながります。この線路に平行した道はユングフラウ三山を別の角度で楽しむ平坦なハイキングロードですが電車好きにも楽しめそうです。 スキー場でもあるのですがここで貨物車に乗せたスキーはケーブルに乗り換える際はまったく手を触れずにケーブルに真横に?移動されるらしくラウターブルンネンで受け取れます。 たしかにアレだけの距離の垂直、まっすぐケーブルはツエルマットの地下ケーブルカーぐらいなモノかもしれません。ついつい子供みたいに正面に乗りたくなります。 そういえばこの路線 本来ラウバーホルン/ウエンゲンは別経営です。(でした?)すこし前まではウエンゲンで乗換えでしたが最近は(かなり前から・・・?)そのままクライネシャイデックへいけるようになりました。 この路線の売りはずっと見えないユングフラウが・・(本当はウエンゲンから見えるのですが駅がまっすぐユングフラウを向いているためかなり体を乗り出さないと見えない・・・)ここから林の中をガタゴト上がって上がリきったところで左に大きくカーブしたトタンに車窓イッパイ・・いえ天まで届くほどのユングフラウの大岩壁がドドーンとそそり立つ劇的瞬間です。 右を見れば007のシルトホーンやブライトホーンなど谷を隔てた山並みや 高い崖の上に散らばるミューレンの村などきれいな景色なのですが まあまずそちらに目がいくことは・・・無いようです。 クライネシャイデックとユングフラウの間の谷の水が洞穴の滝で有名なシュタウブバッハの滝になっているのはこれまた別の話。 またまた長いお話 ゴメンナサイ。
Re: Re:飛び主さんチョッとゴメンナサイ。 ぼうふらおじさん、こんばんわ。 お付き合いしていただいて、ありがとうございます。 >たぶんここの駅舎が貴兄のお楽しみの展望を邪魔した小屋?(昔は無かった記憶が・・・)ではないかと、の真下が終点のワールドカップの舞台 ウエンゲンの大回転バーンです。 なるほど、やはり邪魔が・・。 メインリッヘンへのロープウエーとはまた違うんですね? そういえばこの路線 本来ラウバーホルン/ウエンゲンは別経営です。(でした?)すこし前まではウエンゲンで乗換えでしたが最近は(かなり前から・・・?)そのままクライネシャイデックへいけるようになりました。 >ご覧になったミューレンへのケーブルはけっこう古いものらしく垂直に上がったケーブルはウエンゲンのマ正面の斜面を横切ってミューレンへつながります。この線路に平行した道はユングフラウ三山を別の角度で楽しむ平坦なハイキングロードですが電車好きにも楽しめそうです。 2000年には、欠かすことなく行ってまいりました。 シルトホルンも霧でかすみながらも、何とか往復。 私は勿論電車ですが線路横を歩くハイキング客が大勢いましたね。 >たしかにアレだけの距離の垂直、まっすぐケーブルはツエルマットの地下ケーブルカーぐらいなモノかもしれません。ついつい子供みたいに正面に乗りたくなります。 勿論一番下のガラス戸の立ち席を確保しました。 面白いことに多くの客は電車と同じ感覚で前の方に乗ろうと・・ケーブルでどこが一番景色がいいか知らないのでは・・と思う席取り合戦(冗談ですが)。 そこは六甲山、麻耶山ケーブルで鍛えている身なので決して錯覚はしません。 >そういえばこの路線 本来ラウバーホルン/ウエンゲンは別経営です。 スイスパスの有効区間がラウターブルンネンーウエンゲン間までの様ですね。 >ここから林の中をガタゴト上がって上がリきったところで左に大きくカーブしたトタンに車窓イッパイ・・いえ天まで届くほどのユングフラウの大岩壁がドドーンとそそり立つ劇的瞬間です。 御意。古は下りましたので、ラウターブルンネンから是非登ろうと・・・シュタウフバッハの滝を見た後グリンデルワルドに帰る経路はクライネシャイディック経由としました。 その電車で家内とユウグフラウに見とれていたとき、同じ箱に乗っていた老人集団の爺さんが、フランス語で何か話かけてきたのですが、判りません。 同じ団体の婆さんが「どこから来たのか?」と英語で通訳。 「日本から」。お婆さんが通訳すると、今度は「日本にもこんな山はあるのか?」と質問が来ます。 「マウントフジと言うきれいな山があるよ」と答えたのですが、顔が疑問符です。これならどや・・・「モンフジ!」と答えるとなんとなく通じたようです。 >右を見れば007のシルトホーンやブライトホーンなど谷を隔てた山並みや 高い崖の上に散らばるミューレンの村などきれいな景色なのですが まあまずそちらに目がいくことは・・・無いようです。 がけの上のミューレン村にしても、ウエンゲンにしても、交通が発達する前は、どうやって生活していたのでしょうね。 荷物を担いでえっちらおっちら坂道を・・想像しただけでしんどい。 村人全員が強力? ラウターブルンネンの村では「うちの娘はウエンゲン村だけは嫁にはやらねえ」なんて会話があったのでしょうか?