ご参考までに

①公式地図によるとTufteren経由で森の中を通ってツェルマットに直接降りるコースもあるようです。ここは歩いたことないですが、地図で見る限りでは結構長距離な感じがします。道自体の急さはFindeln経由でツェルマットに下る途中の森の中ぐらいの感じではないでしょうか。

Tufterenからスネガに向かう場合は、マッターホルンを正面に見ながら歩きますが森の中なので見えたり見えなかったりという感じです。
その代わり、日陰が多めで涼しい、ほぼ平らな広い道で非常に歩きやすいと思います。


②Flower Trail/ブラウヘルト～トゥフテルン経由～スネガ
花についての看板が沢山あり、その中をジグザグに下っていきます。危なくはないですがひざが悪いというような場合は結構つらいかなという印象です。
マッターホルンに背を向けて歩くので、花の無いシーズンは楽しみが減ります。


③Marmot Trail/ブラウヘルト～スネガ
※ブラウヘルトからスネガに向かうコースの途中でマーモットトレイルに入る形になります。

ロートホルン山頂駅から出発するのであれば、FluhalpとStellisee経由で下っていく場合は途中ちょっと岩が多くて足場が悪いところがあります。

Fluhalpを経由しない場合は、夏場のスキー場を真っ直ぐ下っていくような感じでコースがはっきりしない部分もありますが、迷うようコースではないです。大体Stelliseeの上の方に出ると思います。

マーモットトレイル自体ははリフトの下の辺りを降りていきますが、緑の中を歩く感じではなく、岩が多くて結構足場が悪いです。途中、斜面に張り付いたような道幅の狭い部分もあり、もくもくと一列で歩くような道です。

④ステリゼー～グリンジゼー～グリュンゼー～リッフェルアルプ
リュッフェルアルプ側/ブラウヘルト側どちらから歩いても一旦谷に降りるので、結構時間がかかります。初めて歩いたときはヘトヘトになって二度と歩くか！と思った記憶があります。
それでも比較すれば、ブラウヘルト側から歩くほうが登りが緩やかで歩きやすいと感じます。それにリュッフェルアルプまでたどり着けば電車に乗れると思えば頑張れる気がします。
グリュンゼーの近くにレストランがあり、マッターホルンの頭が見えますので、それを見ながら休憩もよいですよ。

⑤簡単で景色がよくて自分のお勧めは、「ブラウヘルトからスネガ方向に（マーモットトレイルには入らない）真っ直ぐ下り、ライゼー/スネガに向かうコース」です。
正面にずっとマッターホルンが見えていますし、時期がよければ花も咲いていてとても綺麗です。よく日本人の団体客が歩いている場所なので、歩きやすいコースなのだと思います。
ライゼーに向かうあたりでしばらく登りが続きますので、それが嫌ならそのままFindeln経由でツェルマットまで降りればよいと思います。

お役にたてれば嬉しいです。
なお、上記のコースは現地の子供もお年寄りも歩いておられるのをよく見ますので、特別な技術の必要なコースではないと思います。