お花畑にもいろいろあって・・

ミューレンの花の谷というのは、先に書き込んだアルメントフーベルのケーブルカーのある大きな草地の斜面とその上のシルトホーンから伸びる尾根筋の向こう側に広がる草地のことらしいです。
6月末、7月上旬・・この地の一番遅くまで滑れるスキーエリアの下部は遅めの雪解け水で雪割草やクロッカスの群落からはじまり、雪解け水がしみ込んで表面が乾いて暖かくなるにつれて丈の低い草花・・葉っぱより花が主体の、が一面にひろがります。まるで花のじゅうたんのように。

地面が乾き始めると草丈がのび、花も花茎を伸ばした種類がふえ・・ひざ下ぐらいになる頃牛が登って来ます。・・ここいらで牛よけの鉄線がはられます。

といってもこのパターンは規模の差はあっても通常のスイスの高原のいわゆるお花畑の基本形です。つまりその年の気温の推移と雪解けの進行状態で花畑の状態も1-2週間のズレがでます。
そうなんです。運次第なんです。 それに花のじゅうたんタイプから、腰丈の花の中を歩く、丈の高い、牛が食べ残した紫色のトリカブトや大型のコバイケ草?が風に揺れるさまも・・りっぱなお花畑です。夏が進むとふもとの小川のヘリには大型のヤナギランがピンク色の群落を木陰にhりおがります。

脱線しました。ミューレンのブルーメンタールは、ノースフェーストレイルがおすすめです。

ブラウヘッド(ツエルマット・スネガ)の花印ルートはこれもスキーコースの夏姿。岩だらけ?で草地の少ないかの地では比較的牧草地風な、森林限界の集落トリフテン周辺の花畑がその名の言われ?なのかも。 もともと岩ばかりで土壌の少ない・・高度もたかいこの辺ではグリンデルワルド風の寝転びたくなるお花のじゅうたん風お花畑は・・・少ないので。

ご参考までに。

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1件のコメント

  • いつも本当にありがとうございます!

    わかりやすく説明してくださって助かります。
    なるほど、年によっても週単位で花の丈が変わりますものね。
    運がよければ草原のようなお花畑が見られるかも・・ということですね。

    ブルンメルタールのノーストレイル、少し時間がかかるはず(3時間くらい?)だったと記憶しますので、コースを練り直してみます。
    現時点ではユングフラウヨッホは除外しようかと思っています。もともととにかくトレイルが好きなこと、前回クラインマッターホルンへ行ったけれどもそれほど感動が無かった(マッターホルンが見られなかったのもありますが)、防寒着等の装備が重くなるなども考慮に入れまして、またの機会にしようかと。その分、ミューレン方面に行けそうです。

    ツェルマットの観光局にも問い合わせたところ、花が多いところでお勧めはグリュンジゼー周辺?、フィンデルン~Tiefenmatten~Tufteren~スネガのコース、あとはエーデルワイストレイル(Eedelweissweg )と言われました。

    Edelweissweg を調べたところ、以前ぼうふらおじいさんがおススメしてくださったシュバルツゼーからの帰路とかぶっている気がします。

    http://regio.outdooractive.com/oar-zermatt-tourismus/de/tour/bergwanderweg/edelweissweg-hoehbalmen/8922990/#dm=1


    シュタフェルから左の方にそれて川を渡って・・というのは、このコースではありませんか?地図上にはそこへ行くための道が無いのが気になりますが・・・。
    あと、ツムットから左の上の方にそれて登って行き、ツェルマットの十字架の辺りに到着するルートは、このEdelweisswegの1本上の道辺りなのかも・・と思いました。縮尺を1000ft、300mに拡大すると、ツェルマット付近で等高線の1700mちょっとした辺りに十字架マークがあります。







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    小生のルートのもう一本上・・・尾根筋ルートと思われます

    このルートはツムットを通らない、尾根筋を行くルートと思われます。十字架のある場所のさらに上に上がったところに小屋があるのですが、スネガやゴルナグラードとは反対側の高みのテッペンへでるルートで、行ってみたいとは思いながら行かず仕舞のルートです。多分全く別のツエルマットのルートと思われますが・・・かなりシンドイかと。

    さてエーデルワイス‣ウエグ(トレイル)となずけられていると言うことは、多分かなりの岩だらけの荒れ地・・とおもわれます。どちらかと言えばそういう場所に咲く花がエーデルワイスです。

    ツエルマットで一番お目にかかっる場所は、ステリゼーからグリンj-ゼーへのやや尾根寄りのルート。他の花があまりない場所・・、群落で見られることはあまりありません。

    ロットホルンからトリフテンへ降りるルートでも岩だらけのルートで季節によっては見ることが出来ます。ただし足元に充分気を配って歩かないとあっても気が付かないかも知れません。

    見つかりにくいから、憧れの花!といえるのかも知れません。

    その分見つけたときのうれしさ・・です。シュワルツゼ~からシュタッフェルまでのルートでは私は見たことはありません。多分このルートのツエルマットの上の方あたり・・つまりかなりの高度地域なのでは・・・とおもわれます。 多分としか言えませんが。