グリンデルで雨なら思いきってベルンへ日帰りもあり

ツエルマットからだと、終点のブリークまで出て、そこ始発のベルン行き普通列車の乗り、カンデルシュテーク駅下車です。

グリンデルワルトからだとインターラーケン・オスト発のベルン方面行列車に乗り、シュピーツでブリーク行き普通に乗り換えます。

この線はBLS線と言い、ぐるぐる回って山を越えるループ線の連続で欧州車窓展望ベスト10にも選ばれた風景抜群でしたが、首都ベルンとミラノを結ぶ大幹線でもあったので、この区間の大半を占めるトンネルを掘って、路線を短縮。特急ICなどはこちら経由に。みな速く着くほうがいいので、ICに乗車。かつては全員が絶景を楽しめたのに今はこの事情を知ってる1割以下（5％以下？）だけに。
所要時間は余り変わらず、普通列車は1時間ごとにあるのに残念なことです。
インターラーケンはグリンデルワルトが超人気で、宿がとりにくいのと、ツアー向きの大ホテルが少ないため大ホテルの多いインターラーケンに泊まる人が増えてきたわけです。

でも北アルプスの中心、上高地を観光するのに、入口の松本で泊まるようなものでとてももったいないです。

グリンデル連泊の中日が雨や曇りで山が全く見えないときはグリンデルワルトにいても仕方ないので、下山して日帰りで雨でもONのベルンに行くといいです。
世界遺産の旧市街観光は雨でも楽しめ、雨でもOKな博物館（＆美術館）が多い街なので。

この場合、3日目午前中にユングフラウ・ヨッホなどを観光し、午後からツエルマットに移動するといいです。この日の午後遅くにはツエルマットに着き、マッターホルンが見えれば幸い、ダメでも翌日があります。