スイス各都市の滞在日数について相談したいです！

2人乗りのタンデムグライダーですが、一つは村はずれの　フィルストバーン　乗り場から20分のフィルスト頂上まで
行、レストラン下の斜面から離陸します。たぶん頂上でパイロットと落ち合うことになるでしょうが前夜までに予約が必要です。(ホテルでできます)　
もう一つ緩い登りのトレッキングコースを歩いてフィルストへ行くコースがあります。駅からバスで村の東の奥の峠　グローセシャイデック　まで1時間。そこから約2～2時間半緩く登ります。左前方にアイガー三山を見ながら花畑の中を楽しい軽いトレッキングができます。峠までのバスが傑作。昔の郵便馬車が使ったという独特な音色のホーンを鳴らしながら登ります。この音色は耳に残る重くない土産です。ただパイロットとの約束時刻に着かねばならない制約がありますから、十分な余裕をもってバス時刻を決めてください。朝一番がお勧めです。

カペル橋とオールドタウンはルツェルンの最大魅力ですが、ごく狭い地域に隣り合っていて多くの時間を割く必要はありません。勿論個人の興味次第ですが。氷河公園とライオン像も橋から600m、城壁の史跡を含めて両方で2時間くらいでですみます。
これでルツェルンは終わりとしては寂しいですよ。
ピラトス山は二方向からいくことができ、①駅からバスで郊外のロープウェイ乗り場へ15分。ロープウェイ2本
30分で頂上です。②駅から電車で10分の　アルプナッハシュタット　へ。ここから出る世界一の急勾配、最大斜度38度を登るピラトス鉄道で30分で頂上です。絶対滑り落ちない構造のラックレール鉄道です。こちらを往きに乗ることをお勧めします。周遊もできます。時刻にもよりますが到着日に行ってくることができます。

散策するのはそんなに時間がかからないんですね！移動時間も加味して、時間がありそうでしたら、ぜひピラトス山の急勾配の鉄道に乗ってみたいです！＾＾

ピラトス山に行かないなら、ルツェルンは1泊で余裕ですので、1泊をサンモリッツ1泊にしてグリンデルワルト、
・ツェルマットと並ぶスイスの3大人気スポットの世界遺産ベルニナ急行の旅をお勧めです。
順路はルツェルン1泊、グリンデル3泊、ベルン1泊、ツェルマット2泊、氷河急行（7時間）で移動、サンモリッツ１泊、ベルニナ急行でティラーノまで往復（4時間）、そのままチューリヒへ、1泊。
ベルニナ急行はアルプスを横断するスイス随一（スイスだけでなく欧州車窓展望ベスト１０でも1，２位の絶景）の山岳鉄道です。
グリンデルワルトは雨だと観光不可なのでグリンデルを4泊にして、雨の日に下山してベルンまで日帰りする方も多いです。ベルンの旧市街は狭く半日でもゆっくり散策できるほどで、生家を加えても1日あれば余裕でしょう。
幸い天気が良ければ、ユングフラウヨッホ以外に、谷の対岸の絶壁の縁にしがみつくように広がる村ミューレンに行くといいです。アイガーなど３山が麓から全部見えます。女王陛下の007の舞台シルトホルンもここにあります。
なお、以上の場所への列車（氷河急行やベルニナ急行も）、登山電車、ロープウエーなどの交通に乗り放題（ユングフラウのみ割引）のスイストラベルパスを買うと便利で安上がりに。
ベルニナ急行で検索（動画も）してください。きっと行きたくなりますよ。

スイスの大自然を満喫したいというのが一番の目的であったのならグリンデルワルド泊を割くべきではありません。タンデムパラグライダーに乗ることそのものは麓のロープウェイ駅からフィルストまで行き打ち合わせてあったパイロットと会い飛んでいるのは長くて30分。計1時間半あればよく、ユングフラウヨッホは鉄道利用とロープウェイとで所要時間は違うもののおよそ半日コースですが、ほかにもいくつものハイキングコースや訪れたいところがあり3泊でも十分堪能できるとはいえません。
ルツェルンについては泊数に応じて過ごしようがあり、前日の到着時刻によっては2泊して中一日を楽しむ。到着日に数時間の余裕があればこの日ピラトスを往復し翌日午後に次の目的地へ出発ということができれば1泊でも済みます。
ベルンでのんびり町を楽しむのは、人にもよりますが限られた日程の中では一泊でいいのではないでしょうか。。
ルツェルンを1泊にした場合はツェルマット3泊とするのが得策です。山は全山が見渡せるのが一番。3泊しても見えないことだってありますよ。ツェルマットとグリンデルワルドとでは麓の村や町の風情が全く違いますし山の形も全く違います。グリンデルワルドで山には出会うからツェルマットを控えめでいいというのは誤りです。旅のきっかけを考えれば、町を削って山に重きを置くというのが後悔しないスイスの旅だと確信します。