ツェルマットへの鉄道
6月下旬に発生したBVZの災害ではフィスプ、テッシュ間が運休と出発直前に知り、夕方ツェルマット着の時刻が遅れることを心配しました。夕食のスタートが遅くなる懸念があったからです。バス輸送の所要時間はどうか?
フィスプ着が16:23の列車でしたが、駅舎を出ると大型バスが何台も待機していて手際よく乗車。満席になり次第発車してツェルマットに向かいました。途中線路の河床が流されていたのが見えましたが、その部分はそれほどの被害には見えず、帰りには復旧しているかもしれないとさえ思ったのですが7月15日現在まだ復旧していないところを見るとほかにも被災カ所があったのでしょう。
自分の車で通ったツェルマット街道は直線化、トンネル化がすすんでいることを知っていましたが、どんな道路状況か興味がありました。以前はシュタルデンの村の中を大きく曲がりながら道路がついていましたが、今年通った新しい道路は村へ入らず手前から川の右岸を直進しザースフェーへの道路に交差して直進でした。おそらくこれで10分ほど短縮でしょう。テッシュまでは約30分。運転手の技量もあるかもしれませんが拍子抜けするほど短時間です。
テッシュからは電車に乗りかえますが、合計しても電車のダイヤより速いのではないかとさえ思いました。
復路も全く同じ。被害が広がっていなければ鉄道の運休が日程に大きく響くという心配はないようです。
しかしダイヤがどうなっているかを事前に調べていくと安心です。