4月9日にNHKスペシャル「巨大穴 天坑 謎の地下世界に挑む」が放送されたが、放送の3ヶ月前に現地を訪れていた私は番組の内容が現地で見聞したことと矛盾していることに気がついた。 そこで今月再度現地を訪れ調査した結果、この番組が嘘とやらせで作ったとんでもない番組であることがわかった。 詳しいことは下記で http://okuti.cool.ne.jp/nhk/index.htm
取材班がだまされたのかもしれない 番組を面白くするため黄博士に嘘をつかせたのかと思っていたが、取材班が黄博士の嘘にだまされたと考えるほうが自然な気がして来た。 そこでタイトルを NHKスペシャル「巨大穴 天坑 謎の地下世界を探る」は嘘とやらせで作った捏造番組か? に変え内容を手直しすることにした。 中国人は恐い。
Re: 取材班がだまされたのかもしれない 上昇気流に乗って舞い上がっている?中国経済の泣き所は やはり無限ともいえるほど巨額な資金需要でしょう。 外貨獲得の一番効率の良いのが 1はXX、2は観光産業です。 手近にコガネがあって ヤジウマの旅行市場があるといえば狙うのが当然。 そこに北京オリンピックのエサをぶら下げられた、アセリの放送局があれば 独占をちらつかせて巨額のオカネが動きそうです。 かの国にしてみれば タダでもいいのですが そこはお国柄ですから多分要所要所にしっかりおクチキキのエライ人がいてガッポ、ガッポと。 こういう構図を考えると もしかして 撮った、うれしそうに放映したところもさることながら 勝手な説明をして撮らせたほうも バレたらタイヘンなことになりそう・・・。 掲示板の撤去ぐらいなんとでもなりそう・・・。 コンナ ウラバナシ ヲ <妄想> シタクナッテイマス。 ヤジウマ でした。
徐々に噂は広まっているのではないかな。 グーグルで「NHK 天坑 捏造」と検索してみると、 「地球の歩き方」掲示板を始めとして、 僕のサイトを含めて、 他の所も引っかかってきています。 徐々に噂は広まっていると思いますよ。 ただ、本格的に、メディアに載せるには、もっと詳細な写真、検証が必要かもしれません。 みどりのくつした
旅の夢を壊し、捏造番組を作るようなNHKに受信料を払う必要はありませんね! 異国の旅人さん、はじめまして。 わたしは本当のところは、 どちらも中国人に騙されているのではないか、 と思っています。 でも、あなたの熱意に惹かれました。 「川口浩探検隊」、「スイスペ!藤岡弘探検隊」、 これは許せるんですよ。みんな捏造番組と分かっていても、 夢を与えてくれますからね、しかも子供も大人も楽しめます。 こういう嘘だらけ、それが民放の良さであり、 いい加減さでもあります。 国営のNHKがそれをやってしまうと、 単なる「しらけ」なってしまいます。 やはり、お金が絡んでいるからだと思います。 やるなら徹底的に叩いて下さい。 勿論、そのことでNHKがあなたを訴えてもあなたは 裁判に勝つ自信も証拠も持っているんですから。 一度、旗を振り下ろした以上、そこまでするのが、 信念というものです。 ちなみに証言をした中国のガイドもしっかり抱きこんでおかないと、 ワイロですぐ話をくつがしますから、注意が必要です。
Re: 旅の夢を壊し、捏造番組を作るようなNHKに受信料を払う必要はありませんね! あまりにも明白なことなので裁判になるなどとは思っていなかったのですが、 過去の調査や洞窟内の生物などを書いた案内板が撤去されてしまったり、ウエブサイトがリンク切れになってしまっていることを考えると用心したほうが良いですね。 旅行記には情報源の人を書かないでおきます。
疑わしきは罰せず Hibikiraです。 読ませて貰いましたが、この番組が「捏造」であるという証拠は? 現地調査、現地調査といいますが、第三者の「客観的証拠」が無い限り、やらせとか嘘とは断言できないと思います。 (特に「回答からの嘘」のくだり、貴方は「嘘だ」と主張されていますが、「嘘」である、という具体的な証拠はひとつもあげられていません。) 伝聞でない、「本当に客観的な」証拠で無い限り、ただの名誉毀損ですけど… (過去に多くの研究者が研究したのであれば、そのことについて書かれた論文や文章、写真が存在するはずですが?) あと、なぜここの掲示板に投稿されたのでしょうか?それがよく分からないのですが…
Re: 疑わしきは罰せず 過去の調査については旅行記のほうに調査の経過が書かれたウェブサイトをリンクしておいたのですが、今見たらなぜか消えてしまっています。重要なところだけコピーしておいたので見てください。中国語ですが内容はわかると思います。 1973年,廣西地質專家傅中平到樂業進行地質情況調查,曾對樂業大石圍天坑進行初步調查,1995年11月,《廣西林業》雜誌組織有關專家對樂業大石圍天坑進行了考察,並把一些圖片和數據資料刊登在雜誌上。直到1998年3月4日廣西電視臺和樂業縣政府等單位組織的探險攝製組及科考專家才第一次進入大石圍天坑及地下河內部,用時三天,取得了許多珍貴的資料。1999年11月9日第二次進入大石圍。2001年2月至4月,由中國科學院、中國地質學會洞穴研究會、美國洞穴基金會和英國牛津大學洞穴聯合會組成的科考隊對樂業天坑群進行了全方位的考察。中央電視臺一套、二套、三套、四套及廣西電視臺、《人民日報》、《中國青年報》、《中國旅遊報》等二十多家媒體跟蹤報道科考成果,“大石圍”,一個響亮而陌生的名字也隨著眾多媒體的連續報道而名揚海內外,成為世界矚目的焦點。 このほか天坑の展望台の案内板にも2002年から内外9組の専門家の調査隊が入っていることや生物や地下川の調査結果が書かれていたのですが、なぜかこの案内板もなくなっていました。 客観性を持たせるため博物館の展示物の写真や出版物の写真を載せたのですが、これでは客観性がないと言うのでしょうか。 なぜか中国の天坑関連サイトが次々と消えていますが、新発見されたと嘘をついた目の退化した魚の写真とパンダの化石発見の記事、初めて入っていくように撮られている地下川の過去の調査の写真はまだ見られます。 目の退化した魚の写真http://big5.chinabroadcast.cn/gate/big5/gb.cri.cn/3321/2005/03/24/421@491307.htm パンダの化石発見の記事(2001年4月14日) http://www.epochtimes.com/b5/1/4/14/n76535.htm 過去の地下川探検の写真 http://big5.chinabroadcast.cn/gate/big5/gb.cri.cn/3321/2005/03/24/421@491307_1.htm
NHKからのメール 放送の後内容がおかしいのでNスペに質問のメールを出したときの回答です。 拝啓 薫風の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は当協会の活動に関しましてひとかたならぬ御愛顧を賜り、ありがとうございます。この度は、貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。さっそくですが、○○様の再度のご質問の件について、回答させて頂きます。 「1.番組では数々の新発見があったと紹介していますが、ここには3年前から多数の調査隊が入っていて調べつくされており今さら数々の新発見ができるとは考えにくい。」 ご指摘のとおり、天坑にはいくつかの探検隊が訪れています。また、番組でも紹介しておりますが地元の人々にも昔から知られていた穴です。しかし、中国地質科学院が認めている正式な学術的調査は、洞窟学の専門家が行った2002年の調査のみで、その調査も、極めて小規模で限定的なものでした。 今回の調査では、これまで系統的に行われたことのなかった生物や地下水系などの調査が行われました。特に地下水脈は、訪れる季節により、水量が大きく変化し、洞窟内部の環境も激変しますので、なかなか全体像をつかむことが難しいのが実情です。 そのため、今回の調査でも、未解明な部分は残されており、さらなる調査が必要な状況です。 「2.番組では洞窟の奥に地下河川が発見されて天坑ができるメカニズムが明らかになったと紹介されていたと思いますが、地下河川が流れていることは前から分かっていることです。」 天坑同士を結ぶ地下河川の存在は今までも推測されていましたが、個別の天坑の間を地下河川が結んでいることが確認されたのは初めてのことです。また、これまで白洞天坑の奥は、学術的に調査できず巨大穴の形成メカニズムについては推測に留まっていました。今回、専門家が洞窟の奥まで初めて調査に入り、詳しい調査を行った結果、巨大な地下河川の一部であることが確認され、岩石の崩落状況も調査できたことからドーム状の空洞ができ巨大穴が生まれるという天坑の形成メカニズムについてその推論が正しいと確認できました。 「3.その調査は、超高層ビルに匹敵する数百メートルの絶壁をロープ1本で下降し、巨大な穴の底に降り立つ過酷なものである。とありますが研究者が数百メートルの絶壁をロープ1本で下れるはずがありません。大石囲天坑の上に太い堅固なケーブルが渡してありますが調査隊はリフトを使って降りたのではないでしょうか。」 今回調査に当たった研究者は、ロープ1本で絶壁を降りる洞窟探検技術を訓練した数少ない研究者のひとりです。ロープを扱う技術さえきちんと身につければ、時間はかかりますが絶壁を上り下りすることが可能です。ちなみに、NHKのスタッフもヘリコプターなど別の手段を検討しましたが、環境保護及び安全上の理由から断念し、国内および現地で訓練を重ねてロープ技術を習得し、調査隊に同行することができました。 また、研究者が下降する場面は番組でもご紹介しております通りで、リフトを使って降りたという事実はありません。(ご覧になったワイヤーは、綱渡りをするために張られたものだと聞いております。)このような技術を身につけた研究者が少ないことがこれまで天坑の調査が十分に行われてこなかった理由でもあります。
NHKの回答の嘘(1) <中国地質科学院が認めている正式な学術的調査は、洞窟学の専門家が行った2002年の調査のみで、その調査も、極めて小規模で限定的なものでした> 2001年の2月から4月にかけて中国地質学会と米英の洞窟探検隊が協力して全面的な調査を行っており、今回の調査で発見されたと伝える目の退化した魚やパンダの化石をはじめ多数の発見がなされている。
NHKの回答の嘘(2) <これまで白洞天坑の奥は、学術的に調査できず巨大穴の形成メカニズムについては推測に留まっていました。今回、専門家が洞窟の奥まで初めて調査に入り、詳しい調査を行った結果、巨大な地下河川の一部であることが確認され、岩石の崩落状況も調査できたことからドーム状の空洞ができ巨大穴が生まれるという天坑の形成メカニズムについてその推論が正しいと確認できました> 白洞天坑の奥は既に調査されていて調査隊が発見したという地下河川はすでに知られている川である。 岩石の崩落状態も調べられていて天坑の形成メカニズムは定説になっている。
NHKの回答の嘘(3) <今回調査に当たった研究者は、ロープ1本で絶壁を降りる洞窟探検技術を訓練した数少ない研究者のひとりです> SRTという器具を使うとだれでもロープ1本で絶壁を下りられる。NHKの取材に協力した天坑の監視員から私に希望があれば底に案内すると言われた。 <このような技術を身につけた研究者が少ないことがこれまで天坑の調査が十分に行われてこなかった理由でもあります> これまでに多数の研究者が天坑の底に降りて調査を行っている。
それよりも写真一杯の旅行記集 文も簡潔。 これからおいおい読ませて頂きます。
Re: それよりも写真一杯の旅行記集 今度の旅もたくさんの写真を撮ってきました。 天気が悪く天坑の写真はイマイチでしたが、鍾乳洞や地下川など日本に知られていない美しい眺めの写真のほか少数民族の民族衣装などの写真をたくさん入れた旅行記を書くつもりです。 来年早々にアップする予定ですので是非見にきてください。
テレビとはそんなもんです テレビ放送は見ましたが表現についてはどちらが正しいかは判りません。 でも絵(画像)は事実です。 世界初と言う表現は其のテレビ局初と置き換えるのが適当と思います。 また各社の新製品に世界初とか世界一、最高級とかをコピーに付けるのが日本の特徴です。 これ等も其の会社での事と置き換えるのが現実的です。 ここに書き込む自分のHPやレポートについても似たようなものです。 言葉での表現は客観性がありません。
興味深い話なので、僕のブログに紹介して置きました。 いやはや、第二の「ムスタン事件」でしょうか(笑)。 興味深い話なので、サイトを僕のブログに紹介して置きました。 http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20061224#p3 みどりのくつした
Re: 興味深い話なので、僕のブログに紹介して置きました。 ブログに紹介していただきありがとうございます。 あまりにひどい大嘘なので文章だけでは信じてもらえないと思ったので 現地の博物館や説明板、パンフレットなどの写真を入れたのですが それでもなかなか本気にしてもらえないようですね。 ここを訪れるツアーが催行されているので、そのうち事実が明らかになると思います。
なるほど NHKは、かつて「ムスタン?」という番組でやらせを していました。今回の番組もグレーゾーンですかね。 私もこの番組、見ました。中国では項羽が数十万人を 坑に落として殺したとか。坑は大量虐殺の場としてしばしば 中国史に登場してきます。その関係で番組を見ました。 日本と違って地表に自然の穴ができる中国はスケールが大きい ですね。現地に行かれて調査されたのですから、この番組の 「矛盾」を指摘できるのだと思います。ドキュメンタリーでは 過度の誇張はルール違反です。 3,4年前に「奇跡の詩人」という番組をNHKは放映しました。 全く酷い内容でした。やはり、メディア・リテラシーは必要 ですね。最も、海外を舞台にした番組は、なかなか個人では検証 できないです。
Re: なるほど 内容があまりにおかしいのでNスペに取材地が本当に大石囲天坑であるのかとメールを出したところ、なぜか1ヶ月半もしてからようやく大石囲天坑であることを認める返事がありました。 そこで疑問点を書き並べてメールを出すと今度はすぐ返事がありましたが 一見して嘘とわかる内容だったのでこの番組が捏造番組であることを確信しました。 私としてはお詫びと訂正の放送をしてもらいたかったのですが、嘘を押し通すしかなかったようです。