混雑具合

通常だと、国慶節は10月１・２日が最高の混雑になり、九寨溝の観光客は２万５千人を超えることがあり、それ以後のゴールウィークの観光客は１万５千人程度となります。

しかし、2008年の四川汶川地震のため、陸上交通路が甚大な被害を受け、このためバスツァーが停止されて、空路ツァー（蘭州からのバスツァーが新規開発されました少数）のみとなり、昨年の国慶節の最大観光客数は１万人を越える程度でした。

本年春にバスツァーが全面再開されて、本年の観光客数は夏（８月初旬）には、ほぼ例年の規模に戻りました。しかし、８月の大雨で、崖崩れによる道路通行不能隣、再開後も、雨による崖崩れが続き、交通管制が引かれ、大型車の通行に制限を受けています。このため、現在、成都からのバスツァーが募集が停止されています。10月もこれが継続されます。

従って、マイカー族の繰り込み程度がどのくらいになるか分かりませんが、昨年を大幅に越える観光客が来ることは考えられません。なお、紅葉の最盛期は、例年なら九寨溝は20日前後くらいで、４～８日では少し早いかと存じます。黄龍は高度が高いので、より早いですが、紅葉なら九寨溝ですし、空港から九寨溝への道（峠からの下り道上）でも見られます。

安心しました

そういえば四川省は次々災害が起こったところでしたね。九寨溝とあの四川省が結びつかず現地の方々の苦労を顧みず、旅行を楽しむのが少々心苦しくもなりました。しかし一方で混雑が少ないことはとても助かります。一緒に旅行する主人は元気な人で私の歩く速度につきあってくれず、どんどん先へ行くので、大混雑の中で離れてしまって迷子になったらどうしようかと心配していました。九寨溝の紅葉を見たかったけれど、パンフレットに「黄龍は高所なので10月になると雪が降って観光できない日もある」との記載があり、敢えて早い時期を選びました。国慶節のことも知らずに・・・。計画を建てる時にもっと学習しないと駄目ですね。詳しいアドバイスに感謝します。