発展振りを体感するには上海でしょうね・・・【その2】

昔(1900年代初頭から、1940年まで)、上海は、「冒険者の楽園」と呼ばれていたそうです。
イギリス、アメリカなどの若者で意欲があって、リスクもいとわないと言う連中が上海に来たそうですね。
やる気があれば、運が向けば、金儲けが出来る・・・つまり、「上海ドリーム」というとことなんでしょう。

共産中国になって、上海は停滞しました。1920年代、30年代の建物や、
街並み、そのままで、なにも発展しなかったんです。
しかし、90年代に入り、トウ小平が南巡講話したあと、上海はジワジワと動き始めました。
そして、たちまち、世界の上海になってしまったんです。アジア最大の都市になってしまったんです。
いや、昔も、東京なんか田舎に見えるくらい、大都会だったわけで、
その座に帰り咲いたと言うことなんでしょう。

2000年代に入り、上海ドリームを求めて、世界の若者が上海に上陸し始めました。
20年位前ですと、上海に来るというのは、落ち武者と言いますか、そういう人が多かったんですが、
今や、意欲ある人が上海に、と言う感じになってるような。
そういった連中を垣間見るには衡山路周辺や外灘周辺のバーやレストラン、
いや、そこだけでなく、上海市内各地に、
世界各地から集まってきた意欲ある若者を見ること出来るはずです、
いや、私は、夜9時に寝てしまう人間ですし、そういった洒落たバーやレストランには縁が無いので、
実際見知ったわけではないですが、人の話、聞きますと、そうらしいです。
でも、10年以上前に行ったことのある、オマリーズやオスカーズ・パブで、
そういったことを既にして実感していましたけどね。

今人気のスポット・田子坊(ココは我が家から歩いて7・8分)は、
そんな国際的な上海を感じられるところです。
田子坊に関しては下記をどうぞ・・・
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/tips/?dmos=os&wide=AS&middle=CN&small=SHA#tips_10160485

事ほど左様に、中国の発展振り、元気よさ、意欲の強さを実感するには、
北京より、上海だと、かように、私は、思うのです。
上海には名所旧跡なんて、ほとんどありません。
それに比べて、北京は名所旧跡の宝庫です。

そんな北京ですが、北京にも世界各国に人が集まって来ています。
それを実感できるのは三里屯と燕莎地区でしょうね。
もし、お時間取れましたら、是非、2箇所を訪れてみてください。
2つは無理と言うなら、三里屯だけでも・・・。

では、健闘を祈る!!

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • まず名所旧跡の宝庫見てきます!!

    井上@打浦橋@上海さん こんにちは

    すご~~~く楽しいお話有難うございました。
    三人兄弟の話・・・花登筺が昔言っていた東京・大阪・名古屋の人の商売のやり方の違い・・・と言うのを思い出しました。
    上海の人が嫌われると言うのは「出る杭は打たれる」と言うことなのでしょうか?
    次は是非上海に行こうと思います!!

    私の中の上海は、満州国・川島芳子・李香蘭など時代に翻弄された悲しい、恐ろしいイメージしかなく、
    物凄いスピードで発展している上海は、また時代に翻弄されているような気がして・・・(--;)
    本当にこのまま発展し続けるのだろうかと・・・あの凄いビル郡を見ると反対に怖いような気がします。
    いまも各国の諜報活動が行われているようで・・・

    先日娘が「各国の若者は何故上海に職を求めるのか?」と言う新聞記事からの題材でレポートを書かされていましたが、その時は別の観点で考えていました。
    「上海ドリーム」を求めていると言う事なのでしょうか?

    まあ~私のような凡人はそんな複雑な事を考えず素直に楽しんできます!!

    次回、上海に行く時アドバイスよろしくお願いします。
    お話を聞いてから行くと何倍も楽しめそうですね!!
    北京の人良く見てきます。行動心理学大好きなので(--;)

    有難うございました m(--)m

           P・S いまさらジロー ・ お久しぶりね  (懐かしいです)

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    行動心理学が好きだったら、朝の景山公園は外せない・・・

    uhotiyonさん、どうも。

    行動心理学が好きと言うなら、こりゃ、もう、朝の公園でしょうね。
    まあ、ホントに見ていて面白いですから・・・
    数ある公園の中でも一番は景山公園でしょう。
    2番目は天壇公園かな・・・。

    朝は、皆さん、好きなことやっています。
    まずは、ショッキングピンクのドデカイ扇子を大きく振り回しながら
    踊っているおばちゃん連中に圧倒されるでしょう。
    音楽にあわせながらエアロビクスをやってるおばちゃん連中。
    後ろ歩きに、這って歩く人。中国コマをやってるグループ、
    中には、思わず噴出してしまうようなことをやってる人も。
    大きな声で叫んでる人、それに呼応して叫び返す人。

    こういうの見てますと、やはり、中国人は自己主張が強いのかなと
    思うと同時に、みっともないというか、恥ずかしいという気持ちも、
    相当希薄だな、周りを気にしないんだな、と思うわけです。
    今、世界中に中国人観光客が繰り出していまして、
    その傍若無人ぶりや、声が大きくて騒がしいことに非難が高まりつつありますが、
    そういうのは、こういうのを体感しますと、いくらか納得できるかもしれません。

    景山公園は山というか丘がありまして、その頂上に万春亭というのがありまして、
    そこから北京を見渡せるんです。
    私は、もう20回は行ってるでしょうね。
    行くのは勿論朝ですね。夕方の時もあります。
    景山公園へ行きますと、私は必ず、運動の為頂上まで8回上り下りしますね。
    頂上にあがって北京を眺め回す。
    そして、北京の南北軸の線上にあることを実感して下さい。
    南方向には故宮が見渡せ、
    遠くには前門、天安門、午門、太和門、太和殿などの故宮の主要な建物、
    そして一番近くには神武門が一直線上に並んでることが実感できるでしょう。
    また、北を見ますと、鼓楼、鐘楼と、それに至る道が、やはり一直線上に並ぶのです。
    そして、その延長線上、遠く北部にはオリンピック会場が・・・
    つまり、北京は、この南北を貫く、このラインが大きな意味を持つことを実感できるのです。
    是非、景山公園にいらしてください。

    その景山公園の様子は下記をご覧下さい。
    這って、頂上まで行くおじさんが出てきます。
    ショッキングピンクのおばさん連中も、ポール牧も出てきます。
    「黄砂の翌朝、景山公園へ」
    http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10244196/

    • いいね! 0
    • コメント 0件