キャッシュレス社会

こんにちは高島さん、楽しく読んでます。

さて、空港からどうやってホテルへ向かったのでしょう、。気になりますがたぶん空港バスかなあ。

支払い時にスマホを差し出したらすぐにわかってくれますね。
仰るように2通りあります。こちらが相手のQRコードをスキャンするのと、こちらのスマホ上のコードをレジのスキャナーが読む。当然後者のほうが読み取りが速いです。でもお店としてはスマホコードを客がスキャンするほうがお店側の初期費用で有利ですよね。小さなお店はみなこの方式です。

ウィーチャット、アリペイともに、日常のほとんどの支払いのプラットフォームになっていて、リアル店舗、ネット通販からホテル、航空券、列車、光熱費の支払い、携帯SIMのリチャージ、送金、滴滴(的士、ウーバー)、シェアバイク、もう何でもござれの機能がウィ―チャットとアリペイのアプリに乗っかっているんです。もうプラットフォームですね。これで、何でもできる。
銀行が大文句を言っているのも理解できます。なぜなら、銀行口座はアリペイ、ウィーチャットの入出金用だけに使われているのですから。人々は預金は高金利のアリババのような理財商品を利用してます。

私のウィーチャット、アリババは中国人とほとんど同じサービスを利用できますが高金利理財商品は外国人に開放していません。それでも銀行預金は日本よりずっと高いのでたとえ20パーセントの課税があっても(日本と同じ)、ノーリスクハイリターンは魅力的です。ただ、為替リスクはあるけれど、日本円に戻さず中国で消費するならそれほど関係ない。あるいはドル、ユーロなどの他の通貨とレートによっては交換しても有利かな。

近頃は交通機関でアップルペイを使う人が増えました。北京、上海ではアップルペイでの支払い若しくは改札のスキャナーが顧客のQRコードを読み取る。使っている人が多くなりましたね。日本の銀聯カードもアップルペイ対応してほしいのです。もしくはコンタクトレス機能を搭載したらかなり使えるところが増えるんですけど。

中国鉄路のチケット購入で利用できるカードは銀聯のみです。

北京、上海地鉄の改札のスキャナーは沖縄ゆいレールの改札と同じ、QRコードをスキャンする方法と同じなのです。それで、私はこれはスマホアプリを開発したら大儲けできるなと思ったら、既にゆいレールがアリペイと組んで、他の日本企業と技術研究を始めたとニュースで読みました。でもその後の続報がないんですよね、いったいどうなっているのやら。ゆいレールの車内も中国人観光客で満員で、国際通りもしかり、リゾートホテルにも中国人、沖縄はもう日本本土を相手にするより、広くアジアを取り込んだほうがビジネスチャンスが広がりそうです。(といっても、こう言っちゃなんですが沖縄人のやる気はイマイチという感じがするのですけど)

珠海デルタ一周のレポート読みましたよ。
ちょうど一週間前に香港にいて、ほとんど同ルートを考えていたのですけど。
朝ホテルを出て、九龍から広州南乗り換え、珠海から陸路マカオへ。橋を渡って午後4時ごろ香港空港まで、とう計画で。ただ、いくら変更可能な航空券といえど、あわただしい。本来のフライトを変更するのも気分的にイヤで、時間がたっぷりあるときにゆっくりと巡ることにします。
ちなみに飛行機の窓から、橋と香港側口岸の人工島を眺めることができます。
(でも、あの橋の建設に、日本人設計技術者と施工技術者が参加しているといえど、ちょっとこわいなあ)







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1件のコメント

  • Re: キャッシュレス社会

    香港一番さん、こんにちは。

    空港からどうやってホテルに行ったかは黒歴史(?)なので触れなかったのですが、・・・仕方ないので空港バス乗り場に行きました。昔は到着ホールを出たところにずらっとバス停が並んでいた(一体いつの話か・・)のですが、今は高架の地下鉄駅のすぐ下くらいに移ってますね。南京東路や人民広場にドンピシャで行くバスは確か無かったよなあと一抹の不安を持ちつつ、取りあえずは上海火車站かと机場五線乗り場に行くとバスが来ていました。

    バスの料金は車掌が乗ってて集める方式で、懐かしの領収書をもらいました。あれは支付宝とかで支払えるのか・・・終点の1つ前の延安西路のバス停で「れんみんごわんじやん」と運転手が怒鳴っているのを聞いて、そこで降りましたが、ホテルまで20分くらい歩きました。24時近いと南京東路は人っ子ひとりいなかったです。・・・

    微信支付を使っていたので、今キャンペーンをしているヤフー系のペイペイの支払いも戸惑うことなく(!)出来ました。孫さんが出資しているアリババの技術を導入しているはずなので「支付宝」風なはずですが、驚いたことにビックカメラでさえ、「お店コードスキャン式」なんですよね。要はレジが対応していない。このレジが対応していなくても、QRコードで(=スマホで)支払えるのがお店にとってのミソなのでしょうが・・・・。

    実際使ってみて、やはりQRコード式は1.スマホの電池が有り、ネットワークにつながっている前提で 2.スマホのロックを外す。3.微信支付のアプリをタップする。というアクションが必要で、日本のようにフェリカ・TFC端末が普及しているところでは、勝負は難しいんじゃないかなあ、と思いました。ペイペイの100億円還元は、ヤフーBBのADSL機器を駅前で無料で配る(=これを知っているのは高齢者ですが)というのを彷彿とさせて、二匹目のどじょうがいるかどうか、楽しみですが。

    鉄道については、指定席券は欧州のように全面的にQRコードを採用すべきと思いますが、地下鉄や通勤路線は厳しい、と思います。上海の地下鉄はおっしゃるとおりQRコードも対応できるようになっていますが、私が見ただけでも3人くらいQRコードでつっかえていて、瞬時に読み取るのはTFC(上海はフェリカではないですが、深圳、香港、シンガポールはフェリカチップが進化しているのを見て、ほっとしました。)の方が絶対有利です。逆に指定席もフェリカで済ませようとすると、JR東日本のように「迷走仕組み」(来年から中央本線にも導入されるので戦々恐々です。)を考えるしかなく、指定席券こそQRコードが向いてると思いますが。

    そういえば、ファーウエイの本拠地である深圳も久しぶりに行きましたが、華強路は本当におもしろい。電器屋ビルを2、3みただけですが、オタク化する前(?)の昔の秋葉原のようで、がらくた系から最新ガジェットまで色々あって楽しい。中国語さえもっとしゃべれれば、楽しみは倍増ですが、昔の秋葉原を懐かしむ人は是非訪れるべきです。

    ただ、ショックだったのは、中国第二位の家電販売店の国美(これは路上店)に入ると、スマホとパソコンのコーナーには日本メーカーは全く無くなっていたことです。私も最近海信のテレビ(「ドンチー」ブランド)を買いましたが、日本メーカーしかなかった我が家についに中国メーカーが入ることになりました。

    ニュースでは5Gのネットワーク構築にあたり、日本の携帯電話会社はファーウェイを採用しない、と伝えられていますが、世界最大のネットワーク機器会社に頼らずに出来るものなのか・・・確か第二位はエリクソン(!)じゃなかったかと思いますが・・・と、今回の旅行、後になって色々と考えさせられました。

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