5日間

ポーロさんの用語は「回乗車」とか「必泊」とか特殊なものが多いので見ただけではわかりにくいと思います(よく読めば理解できないことはない)。

そのパスの使い方は有効期限の中で使う日を選んで列車に乗ると言う事です。例えば5日用ならば期間から使いたい5日を選びます。選び方は乗車前にパスに自分でボールペンや万年筆で日付を書き込みます。

その選んだ日は一日乗り放題です。大回りしようが、逆戻りしようが完全に自由です。途中下車してもかまいません。

５日間で２５回乗車も可

５日間とは２ヶ月の間に好きな５日間、例えば５月１,４,７,１０,１７日と利用できる意味です。
その日の０時から２４時まで各国の新幹線、特急を含め全列車が乗り放題です。

普通はプラハからウイーンの移動のみに利用しますが、１日中OKなのに４時間だけの利用はもったいないです。
そこで利用する日はプラハ朝発、チェスキークルムロフ途中下車(半日観光)、ウイーン夜着など目いっぱい使うのが上手な利用法です。
途中でなく、朝プラハ発温泉町カルロビバリ(半日観光)日帰り、そのままウイーン行きに乗り継ぎ夜遅くウイーン着というプランも。これでもパスは１日分で済みます。こういうことが５回できるわけです。

この場合、カルロビバリへの往復で２回、ウイーンへ１回で計１日３回乗ることになります。チェスキー途中下車
だとその前にチェスコブジヨビツエでも乗換えですので、ウイーンまでだと１日５回となります。

よって５日間とは５回乗れるのではなく、最低５回(直行の場合)～最大２５回？で平均すると十数回ということになります。

プラハやウイーン、ブダペスト、フィレンツエなど大都市、主要観光地を除いて欧州の大半の街は半日で観光できますので、セレクトパスを利用する日は途中下車して観光するのがいいかと。２～３泊と、連泊する日はゆっくりですから、リズムのある非常にいい旅になります。