列車利用が究極の欧州周遊旅行かも

時間がなければ空路でしょうが、１５日間欧州２２ヶ国の列車乗り放題（ICEもICもTGVもAVEも乗れます、寝台と予約料のみ別払い。）のグローバルパス（２５歳まで可の２等なら４万３９００円、１等６万７２００円）か２１日パス（２等５万６６００円、１等８万６８００円）が利用できる旅行日数なので、お薦めしました。
何といってもヨーロッパは列車の旅が一番楽しく、空路はビジネス以外では勧めません。まあ、時間がなければ、仕方ないですが。

今回の場合はウイーン観光後に１５日（連続使用で）乗り放題で、１５日目までににパリに着けばいいわけで、プラハから南ドイツ、スイス、南仏などを観光しながら、バルセロナに行くことができます。


プラハを朝発つとドレスデン、フランクフルト、バーゼル経由で２１時前にはジュネーブに着きます。ジュネーブからは２３時４１分寝台か安いリクライニングシートでバルセロナに９時４３分に着きます。

たとえば、今日７月２０日にプラハを空路で発つと午後遅くや夕方以降に着き、２０日は観光できない可能性も十分ありますね。
一方列車は２１日朝着くので、観光はどちらも２１日からで変らないことも。

ただ、乗り詰めでは疲れるので、ドイツとスイスで１泊し丸１日観光しながら翌日の同時刻の列車に乗れば、ドイツとスイスで１日ずつ観光できる上、たった２日遅れでバルセロナに着けます。
寝台ではなく南仏でも１泊して、コートダジュールの車窓を楽しみながら、３日遅れでバルセロナに。
マラガ～パリ空路はマドリ～パリの寝台を利用すると、半日くらい余分にかかるだけです。

なお、ウイーンからジュネーブまでは列車の予約はすべて不要です。
ドレスデン、フランク経由でなく、ミュンヘン、インスブルック、チューリヒ経由でジュネーブに行ってもよく自由自在です。