バンコマート（ＡＴＭ）のキャッシング

　Ｆｒａｕさんの推奨されるＡＴＭのキャッシングが断然有利です。

１．わたしは、ＶＩＳＡカードでキャッシングをしています。両替率は１～２％です。プラハ、チェスキー・クルムロフ、パリ、オーストリア、ドイツ、イタリア、アムステルダム、ブルッセル、どこでキャッシングしても両替率は１～２％です。日本でのキャッシングとまったく同様、同じ暗証番号を入力すればＯＫです。

　１～２％の意味は次の通りです。銀行と提携しているカード会社のシステムによります。キャッシング額に
関係なく決まった手数料をとるカード会社は両替額が多くなれば割安になり１％前後となります。そして引き落としは３日後です。もう一つのキャッシング額に利子をかけるカード会社は、１５日までのキャッシングの場合翌月引き落としとなり、引き落としの日まで利子がかかり、２～３％となります。１６日以降のキャッシングの場合翌々月引き落としとなり、引き落とし日まで利子がかかり、３～４％となります。

　わたしの友人とわたしはともにＶＩＳＡカードでキャッシングしていましたが、扱っている銀行が異なっていました。友人のカード会社は前者のシステムで、わたしのそれは後者のシステムでしたので、今年から前者のシステムを採用している銀行のＶＩＳＡカードに変更しました。　ただし、後者のシステムでも、カード会社に連絡をとりキャッシングした額を前もって振り込めば翌月、あるいは翌々月までの利子がかからなく割安に、即ち、両替率１％前後となります。

　昨年、旅行から戻ったとき、友人とキャッシング額と両替率の話しをしました。それぞれの両替率が異なっており納得がゆきませんでした。それで、銀行とその提携先のカード会社に連絡し説明を受けました。そして、上のシステムを知りました。それまでは、翌月あるいは翌々月に自動的に引き落とされていたわけです。それでも、両替率は２～３％でした。昨年は、前もって振り込みました。その結果両替率は１％近くになりました。

　カード会社の説明によりますと、一般にカードでの買い物は、制限額がありませんが、キャッシングは１０万円までです。しかし、予めカード会社に連絡すれば３０万円までＯＫとなります。


２．以前は銀行で両替していました。田舎の銀行は両替率が良く４％ほど、都会や観光地の銀行は両替率が悪く５～６％ほどです。パリやヴェニチアの私設両替所は最悪です。
　カードがない場合、日本円で両替しなくてはなりませんが、カードがある場合バンコマートのキャッシング　が断然有利です。