Berliner Mauer 「壁博物館」はChekpoint Charlieにありますが、現存する「壁」は、一つ西のブロックWilhelm Straßeと Zimmer-/Niederkirchner Straßeの交差点からMartin Gropius Bauという博物館にかけてに残っています。 「壁」を見たければここよりもむしろBernauer Straßeが良いです。S-BahnのNordbahnhofを出るとすぐに「壁」のDokumentationszentrumがあり、そこではセンセーショナルで商業主義の「壁博物館」とは違い、写真、映像、模型、文書などで客観的な記録と紹介に意をつくしています。 このDokumentationszentrumの向かい側に「壁」がほぼ89年の状態に修復されて見ることができるよう保存されています。「壁」の内側を並行して走る監視地帯への侵入防止用の壁や帯状の監視地帯も残されており、資料的価値はこちらの方がはるかに高いです。Dokumentationszentrum屋上の展望スペースからは「壁」、監視地帯、「侵入防止用の壁」のいずれもよく見えます(...といううおりこれらが見えるようにこのスペースが設けられている)。 後「壁」と言えばSpree川沿のイーストサイド・ギャラリーも有名ですが、グラフィティを見たいなら良いのですが、歴史資料としての価値は前二者よりも落ちます。
Re: Berliner Mauer 詳しくご説明頂き感謝します。 Nordbahnhof に絶対行こうと決めました。 有難うございました!
Nordbahnhof NordbahnhofはかってはStettiner Bahnhofと言い、1952年に閉鎖されるまではバルト海方面に保養に行く人でにぎわ長距離駅が地上にありました。今はS-Bahnの地下駅しかありませんが、地上に広がる広大な空き地がその長距離駅の跡です。 地下駅も61年「壁」ができてからは閉鎖され、ここは列車が通過するだけで乗降はできませんでした。ホームでは必ず複数の兵士、警官、鉄道警察官が銃を手に監視をしていました。 下記の地図の左下、点線で描かれている東西ベルリンの境界線がつくる角の部分にNordbahnhofがあります。 http://www.berliner-mauer-dokumentationszentrum.de/ でこの駅からBernauer Strasseに出る出口がちょうど東西の境界で、駅から一歩外に出たとたんに「東」から「西」に境界線を越えることになります。