先日ちょこっと書いた五年ぶりのStaatsballett Berlinの日本公演。行ってきましたけど、マラーホフさんの「現代版シンデレラ」はなかなか難しい。・・・というか、これってベルリナー向けで、東京人にはもうちょい物語性のある方がいいかも・・・・でも、セミオノワさんの美しい踊りは十分楽しめる(わざとそういう演出にしているのかも。)ので、それで合格点にしましょう。
とか、感想を書くつもりではなくて、売っているプログラムが「Staatsballett Berlin 2011」となっていて、日本公演の筋書きだけでなく、(来日してる人の紹介が主だけど)団員の紹介、バレエ団の歴史とか包括的に書かれたパンフレットになっていて、なかなかいい。
というのは、パリのオペラ座とか、ウィーンの楽友協会、歌劇場はそこそこ「日本語の一次資料」があるけれど、ベルリンについては、出来て(合併)から日が浅い(?)せいもあるのか、なかなかいい資料もなく、ウィキペディアをはじめとしたネットもいまいちだし・・・・ということで、ベルリンに行って観るときの(!)「予習資料」としてはすぐれもの。特に団員の紹介なんかはドイツ語の資料でもあまりないのでは。もっとも、会場まで行って「パンフレットだけ売ってほしい(できるかどうか定かではないですが)」と言って手に入れるくらい価値があるかどうかは私には断言できませんが。
本演目、初演が2004年、Staatsoper Unter den Linden Berlinとなっています。ぜひ行きたいけれど・・・・改修工事に入ったんですね。2014年くらいにリニューアルオープンですか・・・・。それにしても、セミオノワさんはきれいだったなあ。・・・・ロシア人、ウクライナ人の美女にははまりがちかも。