伝説のソーセイジ!

 ヴュルツブルクのクニュプフィンクは、ドイツでも、「伝説の味」と絶賛されているぞ。隣町の肉屋が、この広場ができた1970年代(地下に駐車場を作った)からやってる。フランスパンに、長いソーセイジをぱっきり折って、たっぷりのマスタードをかけたもので、時間帯によっては、長蛇の列だ。私も並んで食べた。ブラートヴルストなんて、ドイツのどこの肉屋でもやっているが、これは、ほんとうになにか違う。

 なんで伝説の味、と言われるようになってしまったかというと、これを作っていたおっちゃんが、十年前、自宅のソーセィジ工場で事故死(排水マスに落ちて、肉脂で窒息)してしまって、一時、レシピが失われたから。でも、娘さんがファンの支援でそのレシピを復興させ、前と変わらぬ味を取り戻した。

 各地のドイツ人のソーセイジ通たちが遠くからわざわざこのソーセイジのためにヴュルツブルクを訪れるくらいだ。ついで、と言わず、これこそが、ドイツソーセイジだ、という伝説の味をぜひ試してみよう。

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1件のコメント

  • ありがとうございます!

    以前、ミュンヘンのバレエの終了時間の件でもメッセージをありがとうございました!

    ヴュルツブルグのクニュプフィンクでは、地球の歩き方のヴュルツブルグのページの囲み記事でも取り上げられているのを発見しました!とはいえ、ガイドブックに載ってるからと言って、寄るかは当日の気分次第だなと思っていました。でもこんなにオススメされたら絶対に行かないとですね。
    ドイツは今回初めて行くので、とりあえずロマンチック街道を見てみようと思っています。今後またヴュルツブルグに行くかと言ったらそうでもなく、一生に一回しか行かない場所になる可能性が高いです。なので、ドイツの他の地域から食べに来るほどのものは、やはり試してみないと行った甲斐がないというものですね。

    秘密のレシピの事についてもありがとうございました!
    ご主人が亡くなったいきさつは、辛い話ですね。

    せっかく皆さんがいろいろ情報をくださっていて感激なのですが、実は行けるかどうか分からなくなっています。
    去年航空券を購入した際、ミュンヘン直行便よりも経由便のほうが安かったので、ブリュッセル空港乗り換えのものにしました。今は空港が使えない状態なので、さてどうなるかという感じです。

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