先日ヴルツブルクのレジデンスに久しぶりに行ってきました。
残念ながら2階のババロッサとベアトリックス フォン ブルグントの結婚式の絵がある部屋は改装中でした。
レジデンス内の順路の説明はとても不明解で、よく知らないで、入場すると、1階のカイザーザールと階段の天井画、そして、改装中の部屋と売店だけを見て終わってしまいそうです。
2階に上がったら、改装中の部屋または、その前で、解説ツアーに付いて行かないと、皇帝の謁見室、とても大きなゴブラン織りのタペストリーがある部屋、鏡の間などツアーごとにドアを閉めてしまうので、見ることができません。ツアーには入場者は誰でも付いて行けます。
また、そこを通り抜けると、売店のところに出てきます。(ツアーはここの手前で終わりです)
そして、また、2階階段の右を通って奥に、緑の部屋(木の床の模様がとても美しい部屋)を通り、絵画の部屋に出てきます。
それが、レジデンスの本館の順路です。
また、その本館を出て、建物左の庭園入り口の手前に5段くらいの階段があります。そこはホーフキルヘ(教会)です。
教会内の柱は、人工の大理石の柱ですがルードビッヒ二世の頃りも前から人工のほうが、人件費がかかるため、本物の大理石よりも何倍も値段が高いそうです。
レジデンスの庭園は夏も美しいですが、春の桜の頃は八重の桜並木が門の前にありとてもみごとです。
また、レジデンスの鏡の間で面白い絵を見ました。日本でよくウルトラマンキッズとか三頭身の漫画がありますけど、そこの鏡の間の腰の高さに描かれた絵は三頭身のキッズまんがでした。世界遺産の建物の中のキッズ絵はユニークですよね。
また、1階の階段下の広間の柱には縦長三角の溝が彫ってあって、そこは、ほかの柱と電話の役割りをしています。柱の溝に話すとほかの柱のところで糸電話のように声が聞こえます。昔,パーティーなどの時に執事たちがそこで連絡を取ったそうです。
http://www.schaetze-der-welt.de/denkmal.php?id=49